東洋埠頭/経常利益は前年比23・3%増(2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期第2四半期 17,631 1.1 905 14.7 1,081 23.3 772 31.92021年3月期第2四半期 17,434 △1.8 789 △13.1 877 △15.9 585 27.8(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 880百万円 (△4.3%) 2021年3月期第2四半期 919百万円 (242.9%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動が抑制され、依然として厳しい状況が続きましたが、海外経済の回復に伴う輸出貨物の増加などを背景に荷動きが回復基調となりました。 このような中、当社グループでは、グループ各社の連携を一層強化し、営業の拡大、経営基盤の強化、社会的責任の向上に取り組んでまいりました。 国内総合物流事業は、コンテナ取扱数量や倉庫保管残高は前年同期を下回りましたが、輸入青果物や穀物などの取扱数量は増加しました。 国際物流事業は、ロシア極東からの鉄道の利用による取扱いが大きく増加しました。 この結果、当第2四半期連結累計期間の営業収入は176億3千1百万円(前年同期比1億9千7百万円、1.1%増収)、営業利益は9億5百万円(前年同期比1億1千5百万円、14.7%増益)となり、営業収入、営業利益ともに前年同期を上回りました。営業外収支では、当期は為替差益及び持分法投資利益を計上したことなどにより、経常利益は10億8千1百万円(前年同期比2億4百万円、23.3%増益)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億7千2百万円(前年同期比1億8千6百万円、31.9%増益)となりました。 新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響については、軽微でした。 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しています。詳細については、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。 セグメントの概況は次のとおりです。○ 国内総合物流事業 国内総合物流事業の営業収入は151億4千2百万円(前年同期比3.6%減収)となりましたが、営業利益は7億7千万円(前年同期比6.0%増益)となりました。 ≪倉庫業≫ 倉庫業の営業収入は55億4百万円(前年同期比2.1%増収)となりました。入出庫数量は178万トン(前年同期174万トン)、平均保管残高は28万トン(前年同期30万トン)でした。輸入青果物、穀物などの取扱いは増加しましたが、木材、石油化学品などの取扱いは減少しました。 ≪港湾運送業≫ 港湾運送業の営業収入は40億4千6百万円(前年同期比1.6%減収)となりました。輸入青果物の取扱いは増加したものの、ばら積み貨物は穀物類、石炭の取扱数量が減少し、228万トン(前年同期238万トン)でした。 コンテナ取扱数量は新型コロナウイルス感染症の世界的な影響により川崎港での取扱いが大きく減少し、116千TEU(前年同期130千TEU)でした。 ≪自動車運送業≫ 自動車運送業の営業収入は29億1千8百万円(前年同期比11.1%増収)となりました。全般的な荷動きの回復により、取扱いが増加しました。 ≪その他の業務≫ その他の業務の営業収入は26億7千2百万円(前年同期比25.4%減収)となりました。会計方針の変更(収益認識に関する会計基準等の適用)により、収入、費用ともに大きく減少しました。 ○ 国際物流事業 国際物流事業の営業収入は26億2千5百万円(前年同期比42.4%増収)、営業利益1億2千8百万円(前年同期比124.6%増益)となりました。ロシア極東からの鉄道の利用による取扱いが大きく増加したほか、ロシア国内での貨物取扱いも増加しました。 (略)