商船三井/NOVATEK社向け新造LNG船4隻の定期傭船契約を締結 物流全般 2023.06.17 NOVATEK社向け新造LNG船4隻の定期傭船契約を締結 2021年09月14日 株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、当社子会社を通じて、PAO NOVATEK(本社:ロシア、以下「NOVATEK」)が100%出資するNOVATEK Gas & Power Asia Pte. Ltd.社と、新造LNG船(以下、本船)4隻の定期傭船契約を9月13日に締結しました。本船は、大宇造船海洋株式会社(本社:韓国、以下「DSME」)にて建造され、2024年に順次竣工する予定です。 本船は燃料消費効率を改善した最新型のMAN Energy Solutions社製エンジンを搭載しています。また、本船に搭載された再液化装置の活用と併せて、カーゴタンクから自然発生するボイルオフガスの少ない新設計の防熱システムを採用するほか、船の推進プロペラ軸の回転を利用した軸発電システムを導入するなど、従来のLNG船と比べて環境に優しい船になります。 当社は、「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」(註1)に則り環境課題に向き合い、今後もグループ一丸となって持続可能なGHGネットゼロ・エミッションの実現に取り組み、低炭素化社会の実現に貢献していきます。 NOVATEK関連プロジェクトにおける当社のこれまでの取り組みについては、過去プレスリリース(註2)をご参照ください。 【本船概要】 船型 174,000m3メンブレン型 竣工予定 2024年以降 本船イメージ図 (註1) 商船三井グループ環境ビジョン 2.1https://mol.disclosure.site/ja/themes/101 (註2) NOVATEK関連過去プレスリリースは以下をご参照ください。– 2014年7月9日付「ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造LNG船3隻の造船契約を締結 ~ 世界初の砕氷LNG船によるLNG輸送プロジェクトに参画、北極海航路の商業運航を実施 ~」– 2017年6月29日付「ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向けLNG船4隻の長期定期貸船契約を締結」– 2019年9月27日付「カムチャッカ及びムルマンスクでのLNG積替基地案件に関して商船三井・JBIC・NOVATEKの3社間で覚書を締結」– 2020年7月27日付「砕氷LNG船が日本に初入港 ~ロシア「最果ての地(ヤマル)」から北極海航路を経て日本へ~」– 2020年11月2日付「ロシア・Arctic LNG 2プロジェクト向け新造砕氷LNG船3隻の定期傭船契約を締結 ~ヤマルLNGプロジェクトに続き、北極海航路関連事業への参画決定、北極海航路東回り通年航行の実現へ~」– 2021年9月2日付「カムチャッカおよびムルマンスクにおける世界最大級の浮体式LNG貯蔵設備(FSU)案件に関し、ロシア国営リース会社GTLKと基本合意書を締結」