N-Technologies/クラウド郵便受取サービス「atena」を提供するN、プレシリーズAラウンドで約1億円の資金調達を実施 物流システム 2023.06.17 クラウド郵便受取サービス「atena」を提供するN、プレシリーズAラウンドで約1億円の資金調達を実施 クラウド郵便受取サービス「atena(アテナ)」を提供する株式会社N-Technologies(本社:東京都中央区、代表取締役:白髭 直樹、以下:N Inc.)は、千葉道場ファンドをリード投資家として、千葉道場ファンド・Coral Capitalを引受先とする第三者割当増資、及び金融機関からの融資により、約1億円の資金調達を実施したことをお知らせします。2020年9月のシードラウンド調達以来2回目の資金調達で、N Inc.の累計調達額は1億3000万円になります。 N Inc. URL:https://n.inc/ja/ 現在の事業状況 2020年5月、個人向けをメインに「atena」をリリース。法人からの問合せ急増により法人向けサービスへのリニューアルを行って以来、東京都に選定された大手企業との共同プロジェクトにおける実証実験(※1)や、ISMS認証取得によるセキュリティ体制の強化、利用企業の要望からの日々の小さなカイゼンを積み重ねながら、プロダクトを磨き込んでまいりました。リリースから1年後の2021年5月には、郵便物の取扱数が直近半年の約6倍にも増加しました(※2)。現在ではスタートアップから上場企業、士業事務所まで業種業態さまざまな企業で利用されています。 <導入事例>(1)株式会社ZOZO経理部で「atena」を導入。請求書のための出社がゼロに。在宅ワークと業務効率化を実現し、作業時間が100分の1以下に大幅短縮。残業時間が減り、資格取得する社員も出てくるなど、Employee Experience(EX ※4)にも貢献。(プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000057320.html ) (2)TRIPORT株式会社全社へ「atena」を導入。郵便物のための出社をなくして「心理的・時間的」コストをゼロに。完全リモートワークへの最後の難関である郵便物の問題を解消。(インタビュー記事:https://atena.life/cases/triport ) (3)老舗健康食品輸入販売会社コロナ禍で従業員の健康を第一に考えテレワークを導入する中で「atena」も全社で導入。コメント機能や検索機能を活用し、全社員が「atena」上で郵便物を管理。郵便物のための出社はゼロに。 導入企業の一部 ※1 令和2年度東京都におけるイノベーション・エコシステム形成促進支援事業「共同プロジェクト」。 プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000057320.html※2 2020年5月〜11月および2020年11月〜2021年5月のデジタル化した郵便物数の比較※3 【請求書の処理時間が約100分の1以下に】ZOZOグループが郵便管理クラウド「atena」を導入プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000057320.html※4 従業員が働くことで得られる全ての体験。 資金調達の背景と目的 いま、世の中では”DX”が声高く叫ばれ、社会全体でデジタル化が進められています。しかし、世の中にはデジタルの方が生産性を高められる人もいれば、逆にアナログの方が良い人もいます。片方に揃えるだけでは社会としての生産性が損なわれる一方です。そこで私たちは、「デジタル」と「アナログ」を繋ぐ架け橋となるサービスを展開し、社会の最適化に取り組んでいます。 今回の調達による資金は、マーケティング活動と採用活動の強化にあて、事業成長スピードを加速したいと考えています。今後もN Inc.は郵便物に縛られない働き方を推奨し、テレワークの推進や新しい働き方の実現に寄与してまいります。 引受先からのコメント 千葉功太郎氏 千葉道場ファンド 代表パートナー 千葉功太郎(ちば・こうたろう)氏今までありそうでなかった「クラウド郵便」という事業モデルをつくりあげてきたatenaチームに千葉道場ファンドから投資させて頂きました。既にクラウド郵便サービス「atena」はリモートワークにはなくてはならないサービスに進化しています。また大企業の総務をDX化できるメール室向けSaaS「atena Cloud」も大型クライアントの導入が進んでおり、更なる成長を見込むatena、そして白髭さん、北方さんの若き二人のチームの成長を千葉道場ファンドとして力強く応援していきたいと思います。 吉澤美弥子氏 Coral Capital シニアアソシエイト 吉澤美弥子(よしざわ・みやこ)氏前回のシード投資の際には、コロナ禍で急速にリモートワークのニーズが高まり始めたタイミングでした。そこから約1年で、atenaは「郵便物をオンラインで確認できるようにする」だけでなく、経理等の既存の業務フロー全体を革新するところまで進化し、幅広い企業で導入が進んでいます。共同創業者の白髭さん・北方さんをはじめとするatenaチームは、非常に短期間で顧客に向き合い、変化し続けられるチームだと強く感じています。 クラウド郵便受取サービス「atena」とは <創業の背景>「atena」は、N Inc. の共同創業者 白髭の体験から生まれました。当時海外で仕事をしていた白髭は、日本の自宅や拠点に届く請求書などの郵便物を家族や同僚にスマホで写真を撮って送ってもらったり、一時帰国した際に何時間も郵便物を開封・確認する作業に時間がとられたりしていました。2019年に帰国しましたが、その問題は世の中でまだ解決されていないと気づき、「atena」の開発を決意します。 <atenaの特長>「atena」は会社に届く郵便を全て電子化して、テレワーク中の自宅などから確認ができる「郵便の管理」に特化したクラウドサービスです。郵送物の受け取りや、管理・スキャンニング・不要な郵便物の処理など手間がかかる作業を全てシステムで一元管理します。『令和2年度東京都におけるイノベーション・エコシステム形成促進支援事業「共同プロジェクト」』選定サービスです。「atena」を使うと次の業務がなくなり、テレワークの実現に貢献します。〔郵便物の受け取りのための出社/郵便をポストに取りに行く/開封する/スプレットシートでの管理/不要な書類を捨てる/スキャニングや郵便物の写真撮影/宛先の社員への個別連絡や処理の相談/書類の転送作業 等〕 ※「atena」のシステムは特許出願中(特願2021-145567、特願2021-145568)です。 郵便物一覧画面イメージ スキャンされた書類の画面イメージ Slackへの通知イメージ Microsoft Teamsへの通知イメージ 採用情報・イベント案内 資金調達を経て、N Inc.は採用活動を加速させてまいります。ビジョンである「デジタルとアナログの架け橋になる」に向けて、共にこれからの社会を変革していく仲間を募集しています。 ■atenaのサービスをつくった背景から今日に至るまでのストーリー、私たちがつくっていきたい世界についてご紹介するnoteをリリースに合わせて、共同創業者の白髭が執筆し公開しました。ぜひご覧ください。https://note.com/naonosuke/n/n42a5a3836e47 ■採用特設ページhttps://n.careers/ ■N Inc.がわかるオンラインミートアップを開催します。当日は当社共同創業者2名が会社やサービスについてご紹介します。ぜひご参加ください。(2021年9月30日(木)19:00〜20:00)申し込み:https://go.n.inc/dYHb1d 株式会社N-Technologiesについて N Inc.はアナログとデジタルの架け橋となり、クライアントのお客様の事業成長を支援しているソリューションカンパニーです。アナログとデジタルを繋ぐプロトコルに特化したカスタマーサービスを提供しています。 会社名 :株式会社N-Technologies(英語名:N Inc.)代表者 :代表取締役 白髭 直樹URL :https://n.inc/設立 :2019年1月26日 現法人設立:2020年6月5日所在地 :〒103-0028 東京都中央区八重洲1丁目2番16号事業内容:クラウド郵便管理サービス「atena」( https://atena.life/ )、「atena Cloud」( https://cloud.atena.life/ )の運営、制作プロダクション事業( https://rwy.design/ )