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三井倉庫ホールディングス/経常利益は前年比68・3%増(2022年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2022年3月期第1四半期 68,327 20.9   5,565 73.5  5,621 68.3  3,237 59.1
2021年3月期第1四半期 56,517 △7.3  3,207 △4.7  3,340 1.1   2,035 11.2
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 3,846百万円(△4.9%) 2021年3月期第1四半期 4,042百万円 (303.0%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
当第1四半期におけるわが国経済は、足元では感染力が強い新型コロナウイルスの変異株の流行等により、国内における緊急事態宣言の再発令や東南アジアの一部の国においてロックダウンが行われたことに加え、世界的な半導体不足の影響から自動車産業を中心に生産回復に遅れが見られるなど、経済回復の動きに一部足踏みが見られる一方、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進む中国及び欧米を中心に輸出入が前年同期比で回復を見せており、鉱工業生産指数も同様に回復傾向を示しております。
物流を取り巻く環境については、先行きに不透明さは残るものの、荷動きを示す貨物回転率は前年同期比で上昇しております。
こうした経済環境の中、当社グループの営業の状況といたしましては、前期より続いている海上コンテナ不足に起因する海上輸送から航空輸送へのシフトの逓減・収束時期が想定よりずれ込んだことによる航空輸送取扱増加および需給逼迫による航空運賃の高騰、輸出入の回復に伴うフォワーディング業務および港湾運送業務におけるコンテナ荷役の取扱量の回復に加え、オリンピック・パラリンピックのテレビ観戦需要やコロナ禍における高額消費財への志向の高まりによる消費動向の変化等を受け、家電メーカー物流および家電量販店物流の取扱が増加いたしました。これらの結果、連結営業収益は前年同期比118億9百万円増の683億27百万円、連結営業利益は同23億58百万円増の55億65百万円、連結経常利益は有利子負債の削減に伴う支払利息の減少等により同22億81百万円増の56億21百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同12億1百万円増の32億37百万円となりました。

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(イ)物流事業
前期より続いている海上コンテナ不足に起因する海上輸送から航空輸送へのシフトの逓減・収束時期が想定よりずれ込んだことによる航空輸送取扱増加および需給逼迫による航空運賃の高騰、輸出入の回復に伴うフォワーディング業務および港湾運送業務におけるコンテナ荷役の取扱量の回復に加え、オリンピック・パラリンピックのテレビ観戦需要やコロナ禍における高額消費財への志向の高まりによる消費動向の変化等を受け、家電メーカー物流および家電量販店物流の取扱が増加し、営業収益は前年同期比118億52百万円増の663億55百万円となり、営業利益は同24億55百万円増の51億12百万円となりました。

(ロ)不動産事業
営業収益は前年同期比42百万円減の21億46百万円、営業利益は同26百万円減の12億24百万円といずれもほぼ横ばいとなりました。

(略)

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