京王電鉄/高速バスを活用した「貨客混載」による「飛騨のあばれ鮎」の輸送・販売を7月30日から開始 物流全般 2023.06.17 高速バスを活用した「貨客混載」による「飛騨のあばれ鮎」の輸送・販売を7月30日(金)から開始します! 飛騨地域との連携強化 京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:紅村 康)では、2017年9月から開始している、高速バス「飛騨高山線」による貨客混載輸送のスキームを活用し、飛騨地域の名物である天然鮎「飛騨のあばれ鮎」を朝出荷し、当日中に東京へ輸送・販売する取り組みを、7月30日(金)から開始します。 これは、京王バス株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:丸山 荘)と濃飛乗合自動車株式会社(本社:岐阜県高山市、代表取締役社長:加藤 憲治)が共同で運行している高速バス路線「飛騨高山線」(新宿~飛騨高山間)にて、岐阜県飛騨地域で獲れた天然鮎「飛騨のあばれ鮎」を輸送し、株式会社京王ストア(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:山岸 真也)が運営する「キッチンコート永福町店(最寄:京王井の頭線永福町駅)」と「キッチンコート吉祥寺店(最寄:京王井の頭線吉祥寺駅)」にて販売するものです。 京王ストアのスーパーで天然鮎を販売するのは今回が初の取り組みとなります。 「飛騨のあばれ鮎」は飛騨地域の広大な広葉樹林から流れるミネラル豊富な飛騨宮川の水で育った身の締まった天然鮎を、鮎釣り名人・室田正氏監修で出荷するブランド鮎です。早朝に氷締めした「飛騨のあばれ鮎」を、その日のうちに高速バスで東京まで輸送し、鮮度抜群の状態で店頭販売します。 当社では飛騨地域において様々な連携施策に取り組んでいます。高速バスによる貨客混載輸送では、既に飛騨地域の農産物を東京へ輸送・販売していますが、今回の取り組みを新たに加え、今後も特産品の販売促進を通じた同地域の知名度向上や観光誘致の拡大など、地域経済活性化に一層貢献してまいります。 詳細は下記のとおりです。 《あばれ鮎を育む飛騨宮川の風景》 《高速バス車両》 1.本取り組みのねらい(1)定期運行している高速バスで輸送することにより、輸送に伴う環境負荷の低減と高速バスの生産性向上を 図る。(2)朝締め・当日販売する「飛騨のあばれ鮎」を差別化商品として取り扱うことで京ストアの魅力が向上する。(3)飛騨地域の商品を東京都内で販売することにより、地域経済の活性化に貢献する。2.販売開始 7月30日(金)から ※現地で朝に氷締めした鮮度抜群の「飛騨のあばれ鮎」を当日中に東京で販売します。 ※以降の輸送・販売は毎週火曜日・金曜日を予定しています。3.販売店舗 4.販売する飛騨のあばれ鮎の特徴 飛騨高山の有名観光地「古い町並」付近も流域に持つ、保水力の高い広葉樹から流れるミネラル豊富な 「宮川」の下流で育つ天然鮎で、大きく、身が締まり、程よい脂がのっていることが特徴です。川底に大きな石 が多い宮川は鮎の餌となる苔がよく育つ環境となっており、特に7月以降は鮎1尾のサイズが80g ~120g と非常に大きくなります。年間を通じて寒暖差が20度以上もある飛騨地域の気候が、鮎を強く育て、引きの強 い「あばれ鮎」へと成長させます。この天然鮎を鮎釣り名人である室田正氏の監修のもと、締め方・保存方法・ 発送方法等を徹底管理したものです。 5.貨客混載概要(輸送行程) ※株式会社ヒダカラ(本社:岐阜県飛騨市、代表取締役:舩坂康祐)は、飛騨の魅力を発掘し輝かせることをミッ ションとしている会社です。飛騨の豊かな自然や食、イキイキと暮らす人の魅力を発掘し輝かせるべく、ネット 通販、販売支援、商品プロデュース、自治体支援などの事業を展開しています。「飛騨のあばれ鮎」は、株式会 社ヒダカラがブランディングし販売している商品のひとつです。 以上【参考】京王グループにおける飛騨地域と連携したこれまでの取り組み・1998年3月、京王電鉄バスにて高速バス路線「飛騨高山線」(新宿~飛騨高山間)を運行開始。・2016年7月、訪日外国人をはじめ多くの観光客に中部地方の魅力を伝えるため、高山市など地域の自治体等 が出展する観光案内所「中部地方インフォメーションプラザin京王新宿」を京王線新宿駅の京王モール内に開 業。新宿から高山などを経由し金沢・富山へ至るルートを三つ星日本アルプスラインと名付け、バス乗車券を販 売するなど、中央道を中心とした観光誘客を推進。・2017年9月、新たな経済交流として、京王電鉄バスと濃飛乗合自動車が共同運行する「飛騨高山線」の高速 バスのトランクを活用した「貨客混載」により、飛騨高山の新鮮な野菜や旬の果物を東京へ輸送し、京王ストア が運営する「キッチンコート永福町店」で販売開始。・2020年4月、株式会社高山グリーンホテルが京王グループに加わり、同年6月には敷地内に客室・レストラ ン・宴会場を備えた新館「桜凜閣(おうりんかく)」を開業。・2020年度、高山市に「企業版ふるさと納税」制度を活用した寄附を実施 。寄附金は高山市の観光振興を目 的とし、市街東側の由緒ある寺社が立ち並ぶ「東山寺町・東山遊歩道」入口の「大雄寺広場整備事業」に活用。・2021年7月、飛騨高山の農産物を高速バスと京王線に積載し新宿まで輸送、観光案内所「中部地方インフォ メーションプラザin京王新宿」で販売する取り組みを開始。