日本GLP/埼玉県北本市で「GLP 北本」が竣工、竣工前に満床 物流不動産・施設 2023.06.17 埼玉県北本市で「GLP 北本」が竣工、竣工前に満床 北本市と「災害時における支援物資の集積・輸送拠点等に関する協定」を締結 2021-07-21 物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLP株式会社 (本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之、以下「日本GLP」)は、埼玉県北本市で 延床面積約55,000㎡の先進的物流施設「GLP 北本」の竣工式を本日執り行いましたので、お知らせします。 入居企業は工作機械・工具、住宅設備・家庭機器等の専門商社である株式会社山善(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:長尾 雄次)、 ホームセンター事業を展開する株式会社カインズ(本社所在地:埼玉県本庄市 、代表取締役社長CEO:高家 正行)、総合物流企業の日本ロジステック株式会社 (本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:黒川 尚悟)のサブリース先である北本市を拠点にロジスティクス事業を展開する株式会社アドビュート (本社所在地:埼玉県北本市、代表取締役社長:高橋 守)が決定し、竣工前に満床となっています。 また本日、北本市(市長:三宮 幸雄)と日本GLPは「災害時における支援物資の集積・輸送拠点等に関する協定」を締結しました。本協定により、日本GLPは高いBCP機能を有する物流施設の倉庫スペースを緊急支援物資の 一時保管施設として提供し、緊急時の迅速かつ確実な体制の構築を支援します。「GLP 北本」は北本市のハザードマップ上でも、洪水や地震、液状化など災害による危険度が極めて低いと 想定されるエリアに立地しますが[1]、防災センターでの24時間有人警備や非常用発電機によるバックアップ電源の確保など、様々なBCP機能を整えています。 日本GLPは現在、全国の計9施設において各市町村との災害協定を締結しており、災害時において施設が避難場所および災害物資の保管・輸送拠点として活用され、地域の災害時における敏速で円滑な対応を支援しています。 「GLP 北本」は、周辺エリアに小・中規模スペースへのニーズが高い傾向を踏まえ、最小区画面積を約1,200坪に設定し、最大8カスタマーの入居を可能にすることで、 需要に柔軟に対応できるようにした点が最大の特徴です。また、各分割区画に垂直搬送機および荷物用エレベータを標準設置することで、縦搬送能力を高め、 2階へのスロープを用いたアクセスにより、2フロア(1-4階、2-3階) での効率的なオペレーションが可能です。さらに、1階は両面バース、2階は片面バース構造にすることで、 通過型[2]および在庫型[3]物流センターの双方の需要へ対応しています。またLED照明には人感センサー制御を一部採用し、省エネ対策にも取り組んでいます。 また周辺環境にも配慮しながら、施設外観は緑地との調和を目指し、森をイメージしたデザインを取り入れています。庫内には大型シーリングファンの装備に加えて、カフェテリアを設置し快適な就労環境を整え、共用部には抗ウイルス対策のコーティングを実施することで感染症対策にも取り組んでいます。 入居企業各社からは、物流拠点としての優れた立地、納品リードタイムの短縮が実現できること、配送および保管の両面において活用できる仕様、省エネ効果が期待できる人感センサー付き照明の設置、日本GLPの技術・管理の実績などが評価されました。 「GLP 北本」は、都心から約40km圏内で、圏央道「桶川加納IC」から約2.7km、「桶川北本IC」から約4.9kmに位置し、東北自動車道、関越自動車道双方へのアクセスに優れています。さらに国道17号線まで約1kmと物流拠点として恵まれた立地です。 また、JR⾼崎線「北本駅」から2.9km、「桶川駅」から2.3kmに位置し、住宅エリアからも至近なことから、雇用確保の点でも有利な環境にあります。 日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「このたび『GLP 北本』が竣工とともに満床を迎えられたことを、大変嬉しく思います。また北本市と災害時防災協定を締結し、地域の皆様の安心・安全の確保に貢献できることは、地域との共生を目指す施設の開発を行っている我々にとって大変意義のあることです。 引き続き物流オペレーションの効率化の向上の一助となる施設を提供するとともに、地域との共生を目指し、周辺エリアの一層の発展に向けて努力して参ります」と述べています。 「災害時における支援物資の集積・輸送拠点等に関する協定」 締結式の様子日本GLP 帖佐義之(左)と三宮幸雄 北本市長(右) 「GLP 北本」外観 「GLP北本」は、GLPがグローバルな政府系投資機関および年金基金からの出資により、2018年12月に設立した物流不動産開発ファンド「GLPジャパン・ディベロップメント・パートナーズIII」による開発物件となります。日本GLPは本施設を含め埼玉県下で合計19 棟の物流施設を開発および運営しています。 ■施設概要施設名:「GLP北本」所在地:埼玉県北本市下石戸6丁目316番2、他敷地面積:25,054.76㎡延床面積:54,478.05㎡構造:地上4階建て、耐震・鉄骨造着工:2020年5月竣工:2021年6月認証取得:CASBEE(新築)認証取得(予定) 以上 [1] 北本市発表のハザードマップによると液状化危険度が低く、洪水浸水想定外であり、地震による全壊可能性0のエリアに立地。[2] 荷さばき・配送を主とする物流センター。基本的に荷物の長期保管は行われない。[3] 一旦保管し、荷さばき・流通加工などをした上、小売店やエンドユーザーに配送する物流センター。