日本郵船/シップ・オブ・ザ・イヤー2020ダブル受賞 物流全般 2023.06.17 シップ・オブ・ザ・イヤー2020ダブル受賞 2021年07月13日 最優秀賞「SAKURA LEADER」、小型貨物船部門賞「かぐや」 7月9日、公益社団法人 日本船舶海洋工業会主催によるシップ・オブ・ザ・イヤー2020の受賞式が海運クラブで執り行われました。当社の所有するLNG燃料の自動車専用船「SAKURA LEADER(サクラ リーダー)」が最優秀賞に当たる「シップ・オブ・ザ・イヤー2020」を受賞、また、当社が出資する合弁会社 セントラルLNGシッピング株式会社(注1)が保有し、国内で初めて稼働したLNGバンカリング船「かぐや」が「小型貨物船部門賞」を同時に受賞しました。 シップ・オブ・ザ・イヤーは、1990年から毎年開催されており、日本でその年に建造された話題の船舶の中から、技術的・芸術的・社会的に優れた船が選考され、今回で31回目を迎えました。総合賞である「シップ・オブ・ザ・イヤー」の当社グループ船の受賞は3回目、8年ぶりとなります。(注2) 選考委員会委員長の池田良穂大阪府立大学名誉教授から「SAKUR LEADERについては、環境に優しいLNGを燃料とする自動車船として初めて日本国内で建造されたことを評価。最終審議では全会一致で同賞に選定致しました。」とコメントをいただきました。同船はLNG燃料及び燃費良化のための船型改良により従来の重油焚き船に比べ、輸送単位当たり約40%のCO2排出量削減が見込まれます。また、日本海事協会より先進的なデジタル技術を備えた船舶に付与される船級符号”Digital Smart Ship(DSS)”を世界で初めて取得しており、環境とデジタル両面での最新鋭船舶です。 更に、池田委員長から「かぐやは、LNG燃料供給船としてSAKURA LEADERとセットで授賞することに意義があると考えました。LNGバンカリングは今後のインフラとして不可欠であり,それを担う第一歩となる重要な船として期待しております。」とコメントをいただきました。 表彰後の代表挨拶で当社の小山専務執行役員は「コロナ禍でシップ・オブ・ザ・イヤー2020の選考や運営に関わられた皆様へ、また、国内の海事産業を支え技術革新に取り組んでいる関係者の皆様へ深謝いたします。今後のゼロエミッション船の建造について当社だけで進められるものではなく、海事産業を支える皆様とその技術とともに、実現を目指すことで社会に貢献していきたい。」と受賞の言葉を述べました。 当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(注3)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。GHG排出規制への対応としてLNG燃料船を整備する取り組みもその一環です。 当社グループはESG経営を力強く推し進めるべく、LNG料船をブリッジソリューションの一つと位置付け、水素やアンモニアなど、より環境負荷の低い船舶用燃料を用いたゼロエミッション船の投入を目指し、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進します。 受賞者代表挨拶の様子 当社 専務執行役員 小山 智之 シップ・オブ・ザイヤー 2020記念楯 本船概要 SAKURA LEADER船種:自動車船運搬船全 長 :199.96メートル全 幅 :38メートル総トン数:72,285トン造船所:株式会社新来島豊橋造船 かぐや船種:LNGバンカリング船全 長 :81.7メートル全 幅 :18.0メートル造船所 :川崎重工業株式会社 坂出工場 (注1)セントラルLNGシッピング株式会社セントラルLNGシッピング株式会社については以下ホームページをご覧ください。URL:https://central-lng.com/ (注2)これまでの受賞歴一覧表 受賞年 船名 受賞区分 2016年 コンテナ船「NYK BLUEJAY(エヌワイケイ ブルージェイ)」 大型船部門 2015年 LNG燃料タグボート「魁(さきがけ)」 技術特別賞 2012年 石炭船「SOYO(双洋)」 シップ・オブ・ザ・イヤー 2010年 モジュール船「YAMATAI(邪馬台)」及び「YAMATO(大和)」 特殊船部門賞 1990年 客船「CRYSTAL HARMONY(クリスタル・ハーモニー)」※現在の「飛鳥II」) シップ・オブ・ザ・イヤー (注3)NYKグループ ESGストーリーNYKグループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。詳細は以下ページよりご覧いただけます。 NYKグループESGストーリー 関連リリース 〈SAKURA LEADER関連〉 2021年5月13日:「SAKURA LEADER」 が「シップ・オブ・ザ・イヤー2020」、「かぐや」が「小型貨物船部門賞」を受賞 2020年10月21日:LNG燃料自動車船”SAKURA LEADER”が、世界初となる”Digital Smart Ship(DSS)” ノーテーションを取得 2020年9月2日:本邦初、LNG燃料の自動車専用船をSAKURA LEADERと命名 〈かぐや関連〉 2020年10月21日:「かぐや」が日本初のShip-to-Ship方式によるLNG燃料供給を実施 2020年9月18日:国内初のLNGバンカリング船を「かぐや」と命名
2021年07月13日 最優秀賞「SAKURA LEADER」、小型貨物船部門賞「かぐや」 7月9日、公益社団法人 日本船舶海洋工業会主催によるシップ・オブ・ザ・イヤー2020の受賞式が海運クラブで執り行われました。当社の所有するLNG燃料の自動車専用船「SAKURA LEADER(サクラ リーダー)」が最優秀賞に当たる「シップ・オブ・ザ・イヤー2020」を受賞、また、当社が出資する合弁会社 セントラルLNGシッピング株式会社(注1)が保有し、国内で初めて稼働したLNGバンカリング船「かぐや」が「小型貨物船部門賞」を同時に受賞しました。 シップ・オブ・ザ・イヤーは、1990年から毎年開催されており、日本でその年に建造された話題の船舶の中から、技術的・芸術的・社会的に優れた船が選考され、今回で31回目を迎えました。総合賞である「シップ・オブ・ザ・イヤー」の当社グループ船の受賞は3回目、8年ぶりとなります。(注2) 選考委員会委員長の池田良穂大阪府立大学名誉教授から「SAKUR LEADERについては、環境に優しいLNGを燃料とする自動車船として初めて日本国内で建造されたことを評価。最終審議では全会一致で同賞に選定致しました。」とコメントをいただきました。同船はLNG燃料及び燃費良化のための船型改良により従来の重油焚き船に比べ、輸送単位当たり約40%のCO2排出量削減が見込まれます。また、日本海事協会より先進的なデジタル技術を備えた船舶に付与される船級符号”Digital Smart Ship(DSS)”を世界で初めて取得しており、環境とデジタル両面での最新鋭船舶です。 更に、池田委員長から「かぐやは、LNG燃料供給船としてSAKURA LEADERとセットで授賞することに意義があると考えました。LNGバンカリングは今後のインフラとして不可欠であり,それを担う第一歩となる重要な船として期待しております。」とコメントをいただきました。 表彰後の代表挨拶で当社の小山専務執行役員は「コロナ禍でシップ・オブ・ザ・イヤー2020の選考や運営に関わられた皆様へ、また、国内の海事産業を支え技術革新に取り組んでいる関係者の皆様へ深謝いたします。今後のゼロエミッション船の建造について当社だけで進められるものではなく、海事産業を支える皆様とその技術とともに、実現を目指すことで社会に貢献していきたい。」と受賞の言葉を述べました。 当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(注3)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。GHG排出規制への対応としてLNG燃料船を整備する取り組みもその一環です。 当社グループはESG経営を力強く推し進めるべく、LNG料船をブリッジソリューションの一つと位置付け、水素やアンモニアなど、より環境負荷の低い船舶用燃料を用いたゼロエミッション船の投入を目指し、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進します。 受賞者代表挨拶の様子 当社 専務執行役員 小山 智之 シップ・オブ・ザイヤー 2020記念楯 本船概要 SAKURA LEADER船種:自動車船運搬船全 長 :199.96メートル全 幅 :38メートル総トン数:72,285トン造船所:株式会社新来島豊橋造船 かぐや船種:LNGバンカリング船全 長 :81.7メートル全 幅 :18.0メートル造船所 :川崎重工業株式会社 坂出工場 (注1)セントラルLNGシッピング株式会社セントラルLNGシッピング株式会社については以下ホームページをご覧ください。URL:https://central-lng.com/ (注2)これまでの受賞歴一覧表 受賞年 船名 受賞区分 2016年 コンテナ船「NYK BLUEJAY(エヌワイケイ ブルージェイ)」 大型船部門 2015年 LNG燃料タグボート「魁(さきがけ)」 技術特別賞 2012年 石炭船「SOYO(双洋)」 シップ・オブ・ザ・イヤー 2010年 モジュール船「YAMATAI(邪馬台)」及び「YAMATO(大和)」 特殊船部門賞 1990年 客船「CRYSTAL HARMONY(クリスタル・ハーモニー)」※現在の「飛鳥II」) シップ・オブ・ザ・イヤー (注3)NYKグループ ESGストーリーNYKグループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。詳細は以下ページよりご覧いただけます。 NYKグループESGストーリー 関連リリース 〈SAKURA LEADER関連〉 2021年5月13日:「SAKURA LEADER」 が「シップ・オブ・ザ・イヤー2020」、「かぐや」が「小型貨物船部門賞」を受賞 2020年10月21日:LNG燃料自動車船”SAKURA LEADER”が、世界初となる”Digital Smart Ship(DSS)” ノーテーションを取得 2020年9月2日:本邦初、LNG燃料の自動車専用船をSAKURA LEADERと命名 〈かぐや関連〉 2020年10月21日:「かぐや」が日本初のShip-to-Ship方式によるLNG燃料供給を実施 2020年9月18日:国内初のLNGバンカリング船を「かぐや」と命名