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東邦ホールディングス/富 士フイルム富山化学が運営する定温搬送装置事業を簡易吸収分割により承継

SCM・製造拠点 2023.06.17

当社子会社における事業の承継に関するお知らせ

当社完全子会社の東邦薬品株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:馬田 明)は、このたび富 士フイルム富山化学株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岡田 淳二、以下「富士フイルム富 山化学」)が運営する定温搬送装置事業を簡易吸収分割により承継することを決定しましたので、下 記のとおりお知らせいたします。 なお、当該案件は適時開示基準に該当しませんが、有用な情報と判断し任意開示を行うものであり ます。

1.事業承継の目的

当社グループは、医療・健康・介護分野に携わる企業集団として、「全ては健康を願う人々のため に」のコーポレート・スローガンの下、医薬品卸売、調剤薬局、医薬品製造販売、顧客支援システム の開発・提供等の事業を展開するとともに、地域医療連携や在宅・介護分野への取り組みを積極的に 推進しております。 当社グループでは温度帯に応じた最適な物流温度管理体制の構築を重点課題と位置付けており、 定温搬送装置事業の承継について富士フイルム富山化学と協議を重ねた結果、今般、吸収分割による 事業承継を行うこととしました。当社グループは、本事業承継が、今後成長が期待されるバイオ医薬 品、再生医療等製品を始めとするスペシャリティ医薬品分野の業容拡大に繋がると考えております。

2.定温搬送装置事業の概要

富士フイルム富山化学は、独自の優れた温調技術や冷熱設計ノウハウをもとに、血液製剤や再生医 療等製品・医薬品を安全に搬送するシステムなどの定温搬送装置事業を展開しています。同事業にお いて開発された定温搬送装置は、庫内温度を 4℃~37℃の範囲で自由に設定できる小型軽量で耐久性 のある電子冷却式の搬送装置です。すでに当社グループは、本装置を「サルム」と称し、スペシャリ ティ医薬品等の搬送に活用しています。今後、データ管理システムの構築等を推進することで、メー カーから卸、卸から医療機関までの温度管理、データ管理の強化が期待できます。

3.日程 実施日(効力発生日)

2021 年 6 月 30 日(予定)

4.今後の見通し

本事業承継による当社連結業績への影響は軽微であります

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