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日本GLP/千葉県流山市で「GLP ALFALINK 流山 5 」と「 6」を着工

物流不動産・施設 2023.06.17

千葉県流山市で「GLP ALFALINK 流山 5 & 6」を着工

三井食品が「流山 5」を、低温物流機能を備えた拠点として利用
2021-05-13

物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLP株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下、「日本GLP」))は、千葉県流山市で開発中の「GLP ALFALINK 流山 5」および「GLP ALFALINK 流山 6」の起工式[1]を本日行いましたのでお知らせします。両施設の延床面積はそれぞれ約166,000㎡および約68,000㎡で、どちらも2023年1月の竣工予定です。なお、「GLP ALFALINK 流山 5」は、大手食品卸売会社である三井食品株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:萩原 伸一(以下、「三井食品」))が常温・冷蔵(一部冷凍も予定)の3温度帯物流センターとして利用予定です。

流山の物流拠点としての立地の優位性、そしてテナント固有のニーズに応える建築・設備計画、インフラ整備に加え、三井食品には多機能大規模型物流施設のブランドである「ALFALINK」の、新たな価値創造に向けたコンセプトに共感いただき、入居が決定しました。冷凍冷蔵食品への需要の拡大を含め、低温物流へのニーズが高まる中、三井食品では「GLP ALFALINK 流山 5」を、冷凍冷蔵機能および自動倉庫(常温)を有する物流拠点として総合的に活用し、幅広い食品の保管、配送に対応します。

日本GLPでは、冷蔵設備の設置、およびフローズン/チルドのニーズに応じた柔軟な区画設定、そして倉庫の自動化をサポートすることで三井食品の物流オペレーションの効率化を支援します。

食品の低温物流へのニーズは、ライフスタイルの変化や、コロナ禍の巣ごもり需要の増加により堅調に伸び、今後も拡大が続くと予想されます。日本GLPの食品系テナントの割合は過去3年間で倍近く伸びており、食品向け冷凍冷蔵の賃貸面積は2009年から2020年の間、年平均約11%の成長が続いています。既存倉庫の老朽化やフロン規制への対応、3PLなどの参入による冷凍倉庫業の業態変化、食品物流のEC化など、冷凍冷蔵向け賃貸型物流施設へのニーズの増加が継続して見込まれる中、日本GLPでは低温物流のオペレーションに最適な施設の開発・運営を通して、食品物流のサプライチェーンの効率化にも貢献してまいります。

日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「流山市は、雇用の確保のしやすさ、関東全域への配送拠点にできることに加え、都心に近くラストワンマイルの配送ニーズにも対応できる点など、物流拠点として優れた立地にあります。冷凍冷蔵機能を備えた先進的物流施設へのニーズも高く、温度帯への柔軟な対応や、自動化が求められています。『GLP ALFALINK 流山』という大規模施設だからこそ実現できる多機能化をはじめ、三井食品様にはALFALINKのコンセプトに共感いただき、着工前に入居をご決定いただきましたことを大変嬉しく思います。」と述べています。

GLP ALFALINK 流山 完成イメージ

GLP ALFALINK 流山 完成イメージ

「GLP ALFALINK 流山 5 & 6」完成イメージ

「GLP ALFALINK 流山 5 & 6」完成イメージ

「ALFALINK」は、その複数棟から成る広大な敷地を生かして、「Open Hub」(ビジネス創出、地域共生、見せる化など)、「Integrated Chain」(輸配送能力強化など)、「Shared Solution」(ハード×ソフト融合、施設内サービスの充実など)をコンセプトとした新たな価値や事業を創造するハブとなる施設づくりを目指しています。

その中で、「GLP ALFALINK 流山 5 & 6」は、「GLP ALFALINK 流山」(1~8棟)の中心エリアに位置するという特徴を活かし、他の棟や周辺地域から人が集まりコミュニティやビジネス機会が創出されるような施設づくりを目標としています。

具体的には、地元での起業や拠点開設を支援するためスモールオフィスやアフターコロナを見据えたリモートワークスペースの設置、また地域参加型のイベントやセミナーなど多目的に利用可能なシェアキッチン付きのマルチスペースを設けるなど、地域との共生や入居企業同士のコミュニケーションの醸成を図ります。ビジネス機会創出の観点からは、各入居企業の企業情報を見せる化できるデジタルサイネージや、ビジネス交流イベントを実施するなど、新たなビジネスマッチングのきっかけを提供します。さらに、カフェテリア、コンビニ、託児所の設置など、アメニティの充実を図り、快適な働く環境を提供します。また最寄り駅への無料循環バス、路線バスの乗り入れはこれまで開発してきた「GLP ALFALINK 流山 1~3」と同様に実施します。加えて、棟間移動のために1~8を巡回する無料バスを運行し、各棟がもつ様々な機能を利用しやすくすることで、GLP ALFALINK 流山 全体でさらなる働きやすい環境を構築します。

「GLP ALFALINK 流山 5 & 6」は、GLP がCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)と2016年2月に50%対50%の出資比率で設立した合弁事業「GLP ジャパン・デベロップメント・ベンチャーII」による開発物件です。

■施設概要 施設名:「GLP ALFALINK 流山 5」
所在地:千葉県流山市
敷地面積:約113,000㎡(「GLP ALFALINK 流山 6」とあわせて)
延床面積:約166,000㎡
構造:地上4階/免震・PC造
着工:2021年5月
竣工:2023年1月(予定)
認証取得:LEEDゴールド(予定)

施設名:「GLP ALFALINK 流山 6」
所在地:千葉県流山市
敷地面積:約113,000㎡(「GLP ALFALINK 流山 5」とあわせて)
延床面積:約68,000㎡
構造:地上4階/免震・PC造
着工:2021年5月
竣工:2023年1月(予定)
認証取得:LEEDゴールド(予定)

以上

[1] 起工式はビデオ会議システムを一部利用する形で執り行いました。


参考写真

「GLP ALFALINK 流山 5 & 6」起工オンライン記者会見の様子

「GLP ALFALINK 流山 5 & 6」起工オンライン記者会見の様子
(左:日本GLP 代表取締役社長 帖佐 義之、右:三井食品 代表取締役社長 萩原 伸一様)

「GLP ALFALINK 流山 5 & 6」起工式の様子

「GLP ALFALINK 流山 5 & 6」起工式の様子
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