大運/経常利益は前年比44・6%増(2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)) 決算短信 2023.06.17 2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2021年3月期 7,473 0.9 100 - 189 44.6 155 - 2020年3月期 7,410 0.6 △12 - 131 9.7 △18 - (略) (1)当期の経営成績の概況 当期の日本経済は、新型コロナウイルスの感染拡大や米中貿易問題による世界経済の先行き不透明感に加え感染 拡大に伴う外出自粛による個人消費の冷え込み、国内においても生産活動の停滞、個人消費の失速、雇用環境の悪 化など経済活動は落ち込み、依然として厳しい状況が続きました。一部の国ではワクチン接種が進んだことに伴い 経済活動を徐々に再開する動きがあり、世界経済全般としてはコロナ危機からの回復傾向が続いたとみられます。 このような状況の中、当社におきましては、新型コロナウイルスの一部影響もありましたが、営業収入に関しま しては前年比と概ね同水準となっており、営業利益は前年比で大きく増加しました。これは人件費の減少及び営業 経費の抑制等によるものです。 以上の結果、当期における営業収入は前期比+63,228千円(+0.9%)の7,473,942千円となりました。営業利益は 100,093千円(前年同期は営業損失△12,679千円)となりました。経常利益は前期比+58,546千円(+44.6%)の 189,893千円となりました。当期純利益は、155,816千円(前年同期は当期純損失△18,379千円)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 1.港湾運送事業 当社の主要セグメントである当セグメントにおきましては、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高 を除く)は、前期比+71,842千円(+1.0%)の7,236,327千円で、全セグメントの96.6%を占めております。 新型コロナウイルス感染の影響等も一部ありましたが、経費等の抑制によりセグメント利益(営業利益)は、 前期比+41,961千円(+11.5%)の408,040千円となりました。 2.自動車運送事業 当セグメントにおきましては、料金見直しによりセグメント利益は回復傾向にあります。 この結果、営業収入は、前期比△10,022千円(△4.1%)の232,426千円で、全セグメントの3.1%を占めており ます。 セグメント利益(営業利益)は、前期比+5,440千円の、11,013千円となりました。 3.その他 当セグメントにおきましては、海上保険収入が回復傾向にあります。 この結果、営業収入は、前期比+1,408千円(+37.3%)の5,188千円で、全セグメントの0.1%を占めておりま す。 セグメント利益(営業利益)は、前期比+1,416千円(+38.2%)の5,125千円となりました。 (略)