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ヒガシトゥエンティワン /売上高は前年比2・7%減、経常利益は前年比22%増(2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期 24,436 △2.7  1,022 2.6  1,287 22.0  666 △3.6

2020年3月期 25,111 6.9   996 12.5   1,055 14.1  691 18.3

(注) 包括利益 2021年3月期 726百万円( 9.5%) 2020年3月期 663百万円( 16.5%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度(2020年4月1日~2021年3月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による悪 化から持ち直しの動きがみられたものの、第4波の影響により、再び国内感染者数が増加しており、景気の先行き は依然として厳しい状況が続いております。 物流業界においては、外出自粛や企業のテレワーク推奨等による巣ごもり消費の増加により、ネット通販市場の 拡大に伴う物流需要が拡大傾向にあるものの、世界的な新型コロナウイルス変異株の脅威により、依然として収束 時期が見通せない状況にあり、今後の経営環境への影響が不透明な状況にあります。 このような状況のもと、当社グループは、物流という社会インフラの責任ある担い手として、全従業員が一丸と なって業務に取り組んでまいりました。 当期は「中期経営計画2023」の1年目となり、コロナ禍で主要顧客である機械メーカーや飲料メーカーからの受注 が減少する苦しい状況でしたが、e-コマース向けの大型物流センター開設(門真市)、インフラ会社の資材運搬の 拡大、更にはGIGAスクール構想に伴うPCキッティング業務の受託など積極的な業容拡大に努めた結果、売上は前期 比微減の水準を確保致しました。 また「中期経営計画2023」に基づく成長戦略に必要な投資財源を確保するため、期初より、本社間接費を中心と した経費削減や収益性の低い事業のコスト構造改革を実施し、筋肉質な経営体質の構築に取り組みました。 この結果、コロナ禍による売上減少や、「中期経営計画2023」に向けた成長投資としての費用増加がある中で、 過去最高水準の経常利益となりました。 当連結会計年度の業績は、売上高244億36百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益10億22百万円(同2.6%増)、 経常利益12億87百万円(同22.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億66百万円(同3.6%減)となってお ります。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、当第3四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当連結 会計年度の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

①運送事業

当事業につきましては、売上高は162億77百万円(前年同期比6.2%減)となり、セグメント利益は16億79百万円(同 8.5%減)となりました。これは主に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、輸送需要が減少したこ とによるものです。

②倉庫事業

当事業につきましては、売上高は63億47百万円(前年同期比9.9%増)となり、セグメント利益は8億76百万円(同 34.1%増)となりました。これは主に、大口得意先からの庫内業務を受注したことによるものです。

③商品販売事業

当事業につきましては、売上高は5億71百万円(前年同期比10.3%減)となり、セグメント利益は10百万円(同9.6 %減)となりました。これは主に、Windows10移行に伴う入替特需の終了及び新型コロナウイルス感染症の感染拡大 の影響を受け、大口得意先に対するPC販売が減少したことによるものです。

④ウエルフェア事業

当事業につきましては、売上高は8億91百万円(前年同期比0.9%増)となり、セグメント利益は1億29百万円(同 1,812.2%増)となりました。これは主に、福祉用具の貸出しにより売上が増加し、拠点の統廃合による人件費等が 減少したことにより、セグメント利益が増加したことによるものです。

⑤その他

当事業につきましては、売上高は3億48百万円(前年同期比25.0%減)となり、セグメント利益は21百万円(同68.9 %減)となりました。これは主に、PCのキッティング作業等のスポット案件が終了したことによるものです。

(略)

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