物流ニュース

令和3年4月28日

１．特別積合せ貨物

（１）輸送トン数の概況
調査対象24社の本月の輸送量は､4,937千トン（前月比101.6％（季節調整済み97.0％）､前年同月比102.1％）であった。
平均稼働日数は21.4日（前月に比べて0.2日減少､前年同月に比べて0.5日減少）、稼動１日当たりの輸送量は､231千トン（前月比102.6％､前年同月比104.5％）であった。

（２）宅配便の概況
調査対象14社の本月の宅配便貨物の取り扱い個数は、345,708千個（前月比95.5％（季節調整済み96.9％、前年同月比109.7％）であった。

（３）品目別及び地域別増減状況
調査対象25社における品目別及び地域別輸送状況について、主な増減要因は、以下のとおりであった。
ａ．前月との比較

〇品目別
工場・生産地からの貨物増が「農水産品」、「金属製品」、「化学工業品」、「食料工業品」及び「日用品」で、商社・問屋から出る貨物増が「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」及び「化学工業品」で、季節的需要増が「日用品」で見られた。

〇地域別
「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「近畿地方」及び「中国」で貨物増となっている。

b.前年同月との比較

〇品目別
デパート・スーパーの貨物減が「宅配便」で、工場・生産地からの貨物減が「農水産品」、「繊維工業品」、「食料工業品」、「日用品」及び「宅配便」で、倉庫から出る貨物減が「化学工業品」、「繊維工業品」、「食料工業品」及び「日用品」で見られた。

〇地域別
「東北」、「関東地方」、「北陸信越」、「中部」及び「近畿地方」で貨物減となっている。

２．一般貨物

（１）地方運輸局等別輸送状況
全国の一般貨物トラック事業者（本月の回答事業者757社／調査対象事業者数983社）の輸送量は、前月比102.2％、前年同月比98.6％であった。