京セラコミュニケーションシステム/、IoTネットワーク「Sigfox(シグフォックス)」の位置情報サービス「Atlas WiFi(アトラスワイファイ)」に、「Atlas WiFi Private DB(プライベートデータベース)サービス」を追加 物流システム 2023.06.17 IoTネットワーク「Sigfox」位置情報サービス「Atlas WiFi Private DBサービス」を提供開始 位置情報の精度向上と、より詳細な位置情報の取得が可能に 2021年03月23日 京セラコミュニケーションシステム株式会社代表取締役社長 黒瀬 善仁 京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 黒瀬善仁、以下KCCS)は、IoTネットワーク「Sigfox(シグフォックス)」の位置情報サービス「Atlas WiFi(アトラスワイファイ)」に、「Atlas WiFi Private DB(プライベートデータベース)サービス」を追加し、2021年3月23日から提供開始します。 Sigfoxの位置測位サービスには、Sigfox基地局をベースにした「Atlas Native(アトラスネイティブ)」とWi-Fiを用いた「Atlas WiFi」があります。「Atlas WiFi」は、Sigfox通信が可能な場所であれば、Wi-Fiアクセスポイントを活用することで屋内・屋外問わず低消費電力で位置情報を取得できるサービスです。Wi-Fiスキャン機能を持ったSigfoxデバイスがWi-FiアクセスポイントのMACアドレスをAtlas WiFiデータベースへ送信し、数十メートル精度の位置情報(緯度、経度、想定精度範囲)を取得します。 Private DBサービスは「Atlas WiFi」の拡張サービスです。ユーザーが希望するWi-Fiアクセスポイントの緯度経度と付加情報(建物名やフロア情報など)をPrivate DBに登録でき、それらの情報を利用できるようになります。これにより位置情報の精度向上や、より詳細な位置情報の取得が可能になり、同一敷地内の複数建物間や同一建物内のフロア間、同一フロア内でのアセットのトラッキングや位置測位などに活用いただけます。物流分野をはじめ位置情報を活用するさまざまな分野で、Sigfoxネットワークを利用いただきやすくなります。 KCCSはSigfoxの提供を通じてIoT市場の発展ならびに、すべてのモノが「つながる」便利で安全性の高い社会づくりに貢献します。 「Atlas WiFi Private DBサービス」のサービスメニュー Basic(専用モデル) ユーザー専用のデータベースを利用し、Wi-Fiアクセスポイントの管理・運用が可能 Shared(共有モデル) 複数のユーザー間でデータベースを共有し、他ユーザーが登録したWi-Fiアクセスポイントの情報も取得可能 ※Private DBに登録のないWi-Fiアクセスポイントは、「Atlas WiFi」の標準データベース、もしくはSigfox基地局をベースにした位置情報サービス「Atlas Native」から位置情報を取得します 「Atlas WiFi Private DBサービス」のサービス概要 名称 Atlas WiFi Private DBサービス 提供開始日 2021年3月23日 サイトURL https://www.kccs-iot.jp/service/atlas/#privatedb IoTネットワーク「Sigfox」について Sigfoxは低価格・低消費電力・長距離伝送を特長とするグローバルIoTネットワークです。LPWA(Low Power Wide Area)を代表するネットワークとして欧米を中心に72カ国で展開されており、日本国内においては、KCCSが唯一のSigfoxオペレータとしてインフラ構築およびネットワークサービスの提供を行っています。Sigfoxを活用したサービスは、全国の600社に及ぶSigfoxパートナーにより各地ですでに展開されており、見守り、農業、物流・アセット、環境、設備など、幅広い分野での活用が進んでいます。 URL:https://www.kccs-iot.jp/service/ ※ 製品の仕様・サービスの内容は予告なく変更させていただく場合があります。 ※ 製品名・サービス名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。