2021年3月16日

　当社の現地法人、米国日本通運株式会社（社長：阿部俊哉　以下、米国日通）は、イリノイ州ウッドデール市に「シカゴ・ロジスティクス・センター」を建設し、3月5日（金）に竣工式を執り行いました。

（新倉庫外観）

（新倉庫内観）

　イリノイ州シカゴ近郊は米国の航空貨物のゲートウェイであるシカゴ・オヘア国際空港と海上コンテナの一大集積地を抱える物流の要衝です。近隣のオハイオ・インディアナ・ケンタッキー・テネシー州等は、自動車産業の集積地域であり、また同エリアは医薬品産業についても医薬品・医療機器に関わる業種が集積しているため、倉庫需要が高まると見込まれます。

　今般開設したウッドデール新拠点では、自動車関連のお客様には荷姿変換や検品などの付帯作業やクロスドック等といった多様なニーズにお応えすることが可能となります。オヘア国際空港近郊の既存の大型自社施設とともにロジスティクス機能を強化し、中西部地域の最重要拠点としてさらなる事業の拡大を目指します。

　また、営業開始日に合わせて、新拠点に現在ニューヨークにある米国日通本社を移転し、本社部門、営業部門、作業現場一体型の拠点とすることで、事業展開のスピード化・効率化を図り、米国内事業の強化を推進します。

　当社は、同国でのロジスティクス機能を拡充し、経営計画において重点産業と位置付ける自動車や医薬品産業の取り組み強化を図り、お客様の事業活動に一層貢献してまいります。

【業務内容】
海運貨物の輸出入フォワーディング・CFS業務、国内トラック輸送業務、倉庫業務、引越業務、ホワイトグラブサービス（※）

ホワイトグラブサービス：開梱・据付のうえ資材回収まで行う配達など、お客様のニーズに細やかに応えるサービス。

【新倉庫の概要】