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日本トランスシティ/売上高は前年比3・2%減、経常利益は前年比1・4%増(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 74,278 △3.2  2,987 11.2  3,528 1.4   2,545 9.7

2020年3月期第3四半期 76,706 2.1   2,687 3.5   3,479 4.2  2,319 4.9

(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 2,884百万円 (8.8%)  2020年3月期第3四半期 2,652百万円(85.2%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動の停滞で景 気は後退し、その後の経済活動再開により、持ち直しの兆しが見られたものの、同感染症再拡大により収束の見 通しが立たず、依然として先行き不透明な状態で推移しました。 こうした経済環境下におきまして、物流業界では、経済活動が再開されたことで徐々に国内貨物・輸出入貨物 ともに、荷動きに回復の兆しが見られました。 こうした状況のなか、当社グループの業績は、総合物流事業において、第2四半期から引き続き回復基調で推 移し、第3四半期では倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業ともに、ほぼ前年同期並みの水準にま で持ち直しました。しかしながら、第3四半期連結累計期間においては、倉庫業では入出庫にかかる取扱量が第 3四半期で前年同期を上回るまでに回復したものの、累計では前年同期まで及ばず同取扱量は減少となり、期中 平均保管残高は増加となりました。港湾運送業では、四日市港において、昨年5月から本格的に取扱いを開始し たバイオマス燃料の取扱量が順調に伸び、第3四半期では海上コンテナの取扱量が前年同期と同水準、完成自動 車の取扱量につきましては前年同期を大幅に上回る水準に達したものの、第1四半期の影響が大きく国内におけ る完成自動車の取扱量は減少となり、輸入原料の取扱量につきましても減少となりました。陸上運送業では、国 内貨物の荷動きの回復により、第3四半期はトラック輸送、鉄道輸送、バルクコンテナ輸送ともに取扱量は増加 傾向に推移しましたが、第1四半期での大幅な取扱量減少の影響を受けて減少となりました。国際複合輸送業で は、輸出入貨物の荷動きの回復により、第3四半期では海上・航空輸送ともに輸出入貨物の取扱量は前年同期を 上回る水準にまで回復しましたが、第1四半期での大幅な取扱量減少の影響を受けて減少となりました。このよ うな状況により、総合物流事業全体の売上高は、前年同期比3.1%減の735億2千5百万円となりました。 その他の事業につきましては、厳しい環境下ではありましたが、業務の効率化や収支改善に努めました。 以上の結果、第3四半期では第2四半期に引き続き回復基調にありましたが、第1四半期の影響が大きく、当 第3四半期連結累計期間の連結売上高は、前年同期比3.2%減の742億7千8百万円となりました。連結経常利益 は、港湾貨物の取扱量増加ならびに経費削減に努めた結果、前年同期比1.4%増の35億2千8百万円となり、親 会社株主に帰属する四半期純利益は、子会社の組織再編に関連して前年同期に比べ税金費用が減少したことか ら、前年同期比9.7%増の25億4千5百万円となりました。

(略)

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