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ニッコンホールディングス/経常利益は前年比15・2%減(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高     営業利益   経常利益   当期純利益

2021年3月期第3四半期 134,393 △10.8  12,946 △16.8  14,144 △15.2  9,632 △24.4

2020年3月期第3四半期 150,590 2.1    15,562 6.1   16,679 5.0    12,743 18.1

(注)包括利益 2021年3月期第3四半期  12,188百万円 (△6.0%) 2020年3月期第3四半期  12,961百万円 (85.9%)

(略)

(1) 経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響が長期 化しており、極めて厳しい状況が続きました。政府の各種施策により経済活動が段階的に再開されたことに伴い、 景気は緩やかな回復の動きが見られましたが、冬季に入り再び感染が拡大し、雇用情勢や企業業績の悪化など、景 気の先行きは依然不透明な状況で推移しております。 物流業界におきましては、総じて新型コロナウイルス感染症拡大の影響や、慢性的な労働力不足や競争の激化な どもあり、依然として厳しい経営環境が続いております。 このような経営環境のもと、当社グループにおいても国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて貨 物取扱量が減少し、第3四半期連結累計期間における売上高は、前年同期比 10.8%減の 1,343 億 93 百万円となり ました。 営業利益につきましては、コスト削減や業務の効率化に努めましたが前年同期比 16.8%減の 129 億 46 百万円と なりました。 経常利益につきましては、営業利益の減少に伴い前年同期比 15.2%減の 141 億 44 百万円となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、経常利益の減少に加え前年同期に発生した固定資産売却益 及び投資有価証券売却益が大幅に減少したことにより前年同期比 24.4%減の 96 億 32 百万円となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。

① 運送事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより国内外において貨物取扱量が減少した結果、売上高は前年 同期比 12.2%減の 620 億 75 百万円となりました。営業利益は、燃料費や外注費が減少しましたが、売上高減 少の影響を受け前年同期比 18.1%減の 32 億 51 百万円となりました。

② 倉庫事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響はありましたが、国内外で継続的に行ってきた倉庫の新増設の効果等 により保管貨物量が増加し、売上高は前年同期比 3.4%増の 240 億 11 百万円となりました。営業利益は、減価 償却費や倉庫賃借料が増加した結果、前年同期に比べ微増の 57 億 73 百万円となりました。

③ 梱包事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより国内外において業務量が大幅に減少した結果、売上高は前 年同期比 17.7%減の 292 億 73 百万円となりました。営業利益は、人件費や外注費が減少しましたが、売上高 減少の影響を受け前年同期比 45.9%減の 14 億 52 百万円となりました。

④ テスト事業

新型コロナウイルス感染症拡大の影響などによりテスト業務量が減少し、売上高は前年同期比 8.7%減の 151 億 97 百万円となりました。営業利益は、売上高の減少に加え、昨年4月に稼働した研究開発棟の減価償却費の 増加などにより前年同期比 34.9%減の 18 億 96 百万円となりました。

(略)

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