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大東港運/経常利益は前年比12・1%減(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 16,860 △5.3  621 △19.2  717 △12.1  452 △20.6

2020年3月期第3四半期 17,795 3.7   769 12.3   816 14.3   569 21.0

(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 509百万円( △6.6%) 2020年3月期第3四半期 545百万円( 41.1%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、個人消費は新型コロナウ イルスの感染拡大を受けた外出自粛の影響などにより急速に落ち込んだ後、緊急事態宣言の解除を受けて緩やかに 持ち直しましたが、外食などの対面型サービス消費は低水準にとどまり、設備投資は企業収益の悪化を受けて減少 致しました。 海外経済においては、米国では個人消費や設備投資が大幅な伸びを見せる一方、欧州では春のロックダウン措置 後の回復傾向も感染第2波の影響を受け停滞しました。アジアでは、2019年度末に峠を越えた中国での新型コロナ ウイルス感染も、その後目立った広がりは無く、経済は順調に回復しています。 今後の見通しにつきましては、海外では新型コロナウイルスの変異型も確認され、感染拡大は未だ予断を許さな い状況であり、先行きは不透明であります。 かかる環境下、当第3四半期連結累計期間における物流業界におきましては、米国からの輸入は下げ止まり、ア ジア・欧州からはおおむね横ばいとなりました。輸出に関しては、アジア・米国は増加、欧州その他は持ち直しま した。 その中で当社取扱いの大きな部分を占める食品の輸入は、畜産物・水産物共に減少、農産物は原料が増加、その 他は横ばいとなりました。 また、鋼材の国内物流取扱いにおいても大幅な減少となりました。 このような状況の中、当企業集団は「『ありがとう』にありがとう」のコーポレートフィロソフィーの下で、第 7次中期経営計画「独自の価値創造」~Develop inherent value~の初年度を迎え、その各施策一つひとつに取り 組むとともに計画達成に向け、地道な受注活動を展開してまいりましたが、当社の物流業務においても新型コロナ ウイルス感染症の影響から荷動きは不芳な状況が続きました。 その結果、当第3四半期連結累計期間における営業収益は、前年同期間比5.3%減の16,860,392千円となりまし た。また経常利益は、前年同期間比12.1%減の717,931千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期間比 20.6%減の452,431千円となりました。 セグメント別の営業状況は、次のとおりであります。

[輸出入貨物取扱事業]

輸出入貨物取扱事業は、営業収益は前年同期間比2.1%減の14,617,713千円となり、セグメント利益は前年同期間 比5.4%増の1,426,727千円となりました。

[鉄鋼物流事業]

鉄鋼物流事業は、鉄鋼製品の国内需要の減少により営業収益は前年同期間比22.3%減の961,743千円となり、セグ メント利益は前年同期間比91.9%減の7,279千円となりました。

[その他事業]

その他事業は、子会社の大幅な減収により、営業収益は前年同期間比21.4%減の1,280,936千円となり、セグメン ト損失は17,153千円(前年同四半期はセグメント利益109,781千円)となりました。

(略)

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