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東部ネットワーク/売上高は前年比17・3%減、経常利益は前年比10・1%増(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益 経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 8,050 △17.3  533 △1.4  641 10.1   461 13.6

2020年3月期第3四半期 9,740 1.9   540 △10.9  582 △11.2  406 △10.8

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染 症の世界的な拡大の影響が残るなか、段階的な経済活動の再開や各種政策の効果等により、企業活動や経済活動 に一時持ち直しの兆しも見られましたが、再び新型コロナウイルス感染症が拡大傾向に転じ、感染者数が大幅に 増加したことから、予断を許さない状況で推移いたしました。先行きにつきましても、感染症の更なる拡大の懸 念が顕在化しており、より一層国内経済は不透明感が増す状態となっております。 当社の主力事業であります貨物自動車運送業界におきましては、コロナ禍に起因する働き方やライフスタイル の変化に伴い、通販需要の拡大で宅配貨物の増加は見られたものの、経済活動全般の停滞と需要低迷により、国 内貨物輸送量の減少傾向が続き、極めて厳しい経営環境となりました。 このような環境のもと、当社では、従業員とその家族の健康維持を最優先として感染予防・拡大防止の取り組 みを継続し、状況に応じた対策を講じながら、3PL事業(物流の一括受注)を柱とした積極的な輸送提案により、 収益基盤の改善に注力し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上に取り組んでまいりました。また、非効率・ 不採算拠点の見直しを早急に推し進め、保有資産の最適利用を図り、経営体質の強化に努めてまいります。 以上の結果、当第3半四半期累計期間の売上高は8,050,772千円(前年同期比17.3%減)、営業利益533,371千 円(前年同期比1.4%減)、経常利益641,216千円(前年同期比10.1%増)、四半期純利益461,968千円(前年同期 比13.6%増)となりました。 セグメント別の業績につきましては、次のとおりであります。

(貨物自動車運送事業)

飲料輸送は、新型コロナウイルス感染症拡大による、4月の緊急事態宣言を受け、休業要請や外出自粛の強ま りを背景に個人消費の急激な低下により、販売数量が減少したことで輸送数量も減少いたしました。更に大型連 休の消費増に伴った輸送増も逸したことや、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い物量の減少傾向が長期化 したことから、大幅な減収となりました。セメント輸送は、セメントの生産、販売ともに減少傾向が続いた影響 もあり、受注量が減少し減収となりました。 この結果、当事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、5,459,058千円(前年同期比19.9%減) となり、セグメント利益は、減収予測をもとに、新規の設備投資を中止したことで減価償却費を抑え、修繕費な どのコスト低減管理を強化し、燃料費の低下も相まって事業コストが減少した結果、334,406千円(前年同期比 17.7%増)となりました。

(商品販売事業)

石油販売は、大口取引先の終了に加え、収益性に重点を置いた取引を継続しておりますので、減収となりまし た。セメント販売につきましては、取引先の需要増に対応した販売量を確保しましたので、増収となりました。 この結果、当事業の売上高は1,525,307千円(前年同期比16.9%減)となり、セグメント利益は11,691千円(前 年同期比40.2%増)となりました。

(不動産賃貸事業)

自社施設は、オフィスビルの一部に空室が発生している影響で減収となりました。借上施設の提供につきまし ては、良好な稼働状況で推移しており、大きな異動はなく前期並みでありました。 この結果、当事業の売上高は953,916千円(前年同期比1.8%減)となり、セグメント利益は461,993千円(前年 同期比4.4%減)となりました。

(その他事業)

自動車整備事業は、ディーラーの車検受注が減少したことにより減収となりました。 この結果、当事業の売上高は112,489千円(前年同期比8.6%減)となり、セグメント利益は14,860千円(前年 同期比26.5%減)となりました。

(略)

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