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福山通運/経常利益は前年比2・1%減(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高     営業利益   経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 214,809 △3.2  17,343 △2.0  18,489 △2.1  12,660 5.7

2020年3月期第3四半期 221,974 2.7   17,705 1.6   18,887 △2.9  11,975 △9.3

(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 17,020百万円 (12.0%) 2020年3月期第3四半期 15,196百万円 (48.1%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、自動車、生産用機械等の製造業を中心に回復の兆しがみられ たものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響下において、個人消費の持ち直しはみられず、依然として厳 しい状況で推移いたしました。 貨物自動車運送業界におきましては、新型コロナウイルス感染症を背景にEC物流は拡大をいたしましたが、経 済活動の縮小を受け企業間物流における貨物輸送量は低調に推移いたしました。 このような状況のもと当社グループにおきましては、強みとする国内配送とそれを補完する倉庫、輸出入サービ スの提案など、各事業間の横断的な営業展開により取引先の拡大を図ってまいりました。また、業務の見直しによ る自社化の推進と生産性の向上を図るとともに、新たな設備機器等の導入による一層の効率化を進めてまいりまし た。 以上の結果、売上高は2,148億9百万円(前年同四半期比3.2%減)、営業利益は173億43百万円(前年同四半期 比2.0%減)、経常利益は184億89百万円(前年同四半期比2.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は126億 60百万円(前年同四半期比5.7%増)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。 運送事業におきましては、企業間物流における貨物輸送量が落ち込むなか、新運賃「2020運賃」の届け出を行い 運賃体系の見える化を図り収益力の向上を図るとともに、配送ルートや構内作業の見直しによる一層の自社化を推 進し、生産性の向上に取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は1,895億5百万円(前年同四半期比3.5%減)、営業利益は158億42百万円(前年同四半期 比3.1%減)となりました。 流通加工事業におきましては、既存荷主の事業拡大と合わせ庫内作業の自社化と保管効率の改善により、既存施 設の稼働率向上に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は139億33百万円(前年同四半期比5.3%増)、営業利益は24億51百万円(前年同四半期比 22.6%増)となりました。 国際事業におきましては、衛生品を中心とした輸入取扱物量の増加に伴い、通関事業は増加しましたが、新型コ ロナウイルス感染症の影響による海上輸送の混乱から海外での運送事業やフォワーディング事業は大幅に減少いた しました。 以上の結果、売上高は56億59百万円(前年同四半期比11.7%減)、営業利益は1億66百万円(前年同四半期比 51.4%減)となりました。 その他事業におきましては、外出自粛に伴い一部の商品販売は増加しましたが、総じて物品販売事業が振るわず 低調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は57億10百万円(前年同四半期比2.5%減)、営業利益は16億62百万円(前年同四半期比 17.8%減)となりました。

(略)

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