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安田倉庫/営業収益は前年比1・1%増、経常利益は前年比9・8%減(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 35,089 1.1   2,321 △12.4  2,817 △9.8  1,678 △19.2

2020年3月期第3四半期 34,717 △0.0  2,649 3.3    3,122 4.1   2,077 11.5

(注)包括利益 2021年3月期第3四半期  3,385百万円 (△55.5%) 2020年3月期第3四半期  7,611百万円 (―%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響等により急速に減少した企 業収益や個人消費に一部持ち直しの動きも見られましたが、国内外の景気は依然として厳しい状況で推移しまし た。 こうした経済情勢にあって、当社グループを取り巻く事業環境は、倉庫物流業界では国内貨物・輸出入貨物とも に荷動きは鈍さを増し、また、不動産業界では都市部におけるオフィスビルの空室率に上昇傾向がみられるなど、 一段と厳しい状況で推移いたしました。 このような状況のもと、2019年12月に創立100周年の節目を迎えた当社グループは、2030年のあるべき姿として の「長期ビジョン2030」と、長期ビジョンを実現するための中期経営計画「YASDA Next 100」に基づき諸施策を実 行し、次の100年の成長に向けた事業体制の構築と更なる成長を目指しております。その一環として、物流事業に おいては、付加価値の高いロジスティクス・サービスの提供による取引の拡大や物流施設の拡充など事業基盤の強 化を図り、不動産事業においては、既存施設の適切なメンテナンスと機能向上の推進による稼働率の維持・向上に 努め、事業拡大を推進してまいりました。 当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、不動産事業が減収となった一方、物流事業が増収と なったことにより、営業収益は、前年同期比371百万円増(1.1%増)の35,089百万円となりました。また、物流施 設の新設に伴う租税公課の増加などにより、営業利益は、前年同期比327百万円減(12.4%減)の2,321百万円、経 常利益は、前年同期比304百万円減(9.8%減)の2,817百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期 比398百万円減(19.2%減)の1,678百万円となりました セグメントの業績は、次のとおりです。 物流事業では、新型コロナウイルス感染症の影響などにより倉庫作業料や国際貨物取扱料が減少した一方、前期 に子会社化した大西運輸㈱による陸運料の増加や、倉庫施設の新設や拡張による保管料が増加し、営業収益は前年 同期比1,206百万円増(4.1%増)の30,634百万円となりました。また、セグメント利益は前年同期比251百万円減 (10.1%減)の2,230百万円となりました。 不動産事業では、既存賃貸施設において稼働率を維持する一方、施工工事の減少などにより、営業収益は前年同 期比863百万円減(15.1%減)の4,865百万円、セグメント利益は前年同期比33百万円減(2.0%減)の1,605百万円 となりました。

(略)

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