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三井倉庫ホールディングス/経常利益は前年比37・9%増(2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益   営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第3四半期 186,877 1.0  13,494 30.0  13,488 37.9  7,925 46.6

2020年3月期第3四半期 184,974 0.4  10,383 1.1   9,782 2.2   5,407 26.6

(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 12,893百万円 (96.5%) 2020年3月期第3四半期 6,563百万円 (170.6%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の社会経済活動への影響が長期化し、輸出の一 部には持ち直しの動きがみられるものの、鉱工業生産指数は前年同期を下回り、依然として厳しい状況が続いてお ります。物流を取り巻く環境は、保管残高は前年同期比では微増を示しているものの、荷動きを示す貨物回転率は 依然として弱含んで推移しており、貨物停滞の傾向を示しております。日本国内に加えて欧米各国でも感染が再拡 大していることから、世界経済全体の先行きは不透明な状態が続いております。 こうした経済環境の中、当社グループは「中期経営計画2017」において、粗利益改善やコスト削減施策の実行に より、ベースとなる収益力を高めてきたことに加え、それぞれに異なる強みを持つグループ各社の機能を活用し て、サプライチェーンの川上から川下までを幅広くサポートできる事業ポートフォリオを構築し、不確実性の高ま る事業環境下においても収益を底堅く確保できる体制を構築してまいりました。 営業の状況といたしましては、感染症拡大に伴う経済活動の制限の影響はあったものの、巣ごもり消費拡大を受 けて家電メーカー物流等の取扱が好調に推移し、顧客の生産活動再開または回復に伴う各種原材料の調達物流によ る取扱増加があったほか、自動車関連航空輸送の増加などがございました。これらの結果、連結営業収益は前年同 期比19億2百万円増の1,868億77百万円、連結営業利益は同31億11百万円増の134億94百万円、連結経常利益は同37 億5百万円増の134億88百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同25億18百万円増の79億25百万円となりま した。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(イ)物流事業

物流事業においては、巣ごもり消費拡大を受けて家電メーカー物流等の取扱が好調に推移したこと、顧客の生産 活動再開または回復に伴う各種原材料の調達物流により取扱が増加したこと、自動車関連航空輸送の増加、航空貨 物輸送の運賃高騰、各種販管費が減少したこと等に加え、注力しているソリューション型物流業務の新規取扱開始 や、前期に開始した医薬品物流における新規業務の通期寄与等により、営業収益は前年同期比20億68百万円増の 1,802億46百万円、営業利益は同30億10百万円増の113億71百万円となりました。

(ロ)不動産事業

賃料収入の減少により営業収益は前年同期比1億83百万円減の71億60百万円、営業利益は同34百万円減の43億32 百万円となりました。

(略)

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