三菱地所/「ロジクロス海老名」竣工、「ロジクロス船橋」「ロジクロス座間小松原」も着工 物流不動産・施設 2023.06.17 「ロジクロス海老名」竣工 ~「ロジクロス船橋」「ロジクロス座間小松原」も着工、開発実績累計21棟・延床面積167万m2へ~ 三菱地所株式会社が神奈川県海老名市において開発を進めて参りました、地上4階建て・延床面積約64,200m2の物流施設「ロジクロス海老名」が、本日2020年11月30日に竣工いたしました。同物件は大手物流会社と1棟賃貸借契約締結済みです。 「ロジクロス海老名」は圏央道海老名ICから約0.8キロに位置し、東名高速道路厚木ICも利用可能な利便性の高い立地となっております。2023年には新東名高速道路が開通することで、渋滞緩和が見込まれ、各所への更なるアクセス性向上が期待されます。海老名駅周辺は積極的な再開発が進捗中で、住宅、商業施設の開発のほか、鉄道網の発展により大都市圏へのアクセスも向上しており、更なる人口増加が見込まれるため、近年の物流施設において課題とされる雇用確保に大きく寄与します。 また、今般、千葉県船橋市の物流施設「ロジクロス船橋」及び神奈川県座間市の物流施設「ロジクロス座間小松原」の2物件において新築工事に着手いたしました。いずれも大都市圏に至近で、高速道路や主要道路に近接する首都圏有数の物流適地となっており、加えて、近隣に人口集積地を抱え、雇用優位性のある立地として、高いポテンシャルを有しています。2物件の着工により、開発実績は累計21棟・延床面積167万m2に到達する見込みとなります(計画中の案件を含む)。 三菱地所グループは、物流施設事業のプラットフォーム強化を目標として掲げています。今後も引き続き首都圏・関西圏・中京圏を中心に、積極的な投資及び開発を継続していきます。 1.本物件の特徴 ■優れた立地 ・圏央道、東名高速道路といった主要な高速道路へのアクセスが良好であり、神奈川県内のみならず首都圏広域 をカバーできる物流適地。 ・小田急線・JR 相模線「厚木」駅より徒歩 16 分、JR 相模線「社家」駅より徒歩 15 分、神奈川中央交通「農業 高校前」バス停より徒歩 5 分のため、従業員の方々も支障なく通勤が可能。また、再開発著しい海老名駅周辺 は今後更なる人口集積が見込まれるため、雇用確保においても優位性を発揮。 ■journal standard Furniture との共同企画で生まれた休憩室 施設利用者の快適な空間づくりを企図し、有名家具ブランド「journal standard Furniture」とタイアップ した休憩室を 2 箇所設け、デザイン性の高い家具・インテリアを配置。 ■WEB 予約システムを導入した会議室をテナント企業に無償で提供 テナント企業が無償でご利用いただける会議室を用意し、WEB 予約システムとして ACALL(株)様の WorkstyleOS を導入しており、テナント企業はいつでも専用のサイトから会議室の空き状況を確認し、 予約をすることが可能。 ■環境への配慮 ①ロジクロスシリーズ初の屋根上自家消費太陽光発電設備設置 再エネ事業者のシン・エナジー(株)との新たな取り組み※として、自家消費の太陽光発電(PV)設備を設置。 自家消費 PV 設備によって発電した電力を本物件内で使用し、施設に必要な電力の一部を再生可能エネルギー にて稼働。 ※ロジクロスでは、従来より物件の屋根上を再エネ事業者にお貸しし、事業者様は設置した PV 設備で発電した電力を FIT 制度によって売電 するというスキームを実施 ■環境への配慮 ②BELS の取得 国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する 指針)」に基づく第三者認証制度の一つである「BELS」の取得を予定。 ■AI 掃除ロボット「Whiz」を本格導入 AI 清掃ロボット「Whiz」を本格導入し、これまで人の手で行っていた一部の清掃 業務を「Whiz」によって代替。また、「Whiz」は今後のロジクロスシリーズ竣工予定 物件でも検討中であり、人手不足およびコロナ禍における非接触に対応した新たな 施設運営管理を実践予定。 ■感染症対策について エントランス入り口にサーマルカメラを設置し、施設利用者の体温測定を実施。 2.「ロジクロス海老名」計画概要 所在地 :神奈川県海老名市中新田 5 丁目 アクセス :圏央道「海老名」IC より約 0.8 ㎞ 東名高速道路「厚木 IC」より約 6.3 ㎞ JR 相模線「社家」駅より徒歩 15 分 小田急線・JR 相模線「厚木」駅より徒歩 16 分 神奈川中央交通「農業高校前」バス停(小田急海老名駅行)より徒歩 5 分 敷地面積 :約 30,100 ㎡(約 9,100 坪) 延床面積 :約 64,200 ㎡(約 19,400 坪) 構 造 :S 造、地上 4 階 用 途 :マルチテナント型物流施設(複数テナントによる分割可能) コンストラクションマネジメント :株式会社三菱地所設計 設計施工 :株式会社鴻池組 着 工 :2019 年 11 月 1 日 竣 工 :2020 年 11 月 30 日