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日本コンセプト/経常利益は前年比25・4%減(2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益   経常利益   当期純利益

2020年12月期第3四半期 9,126 △4.1  1,145 △24.8  1,126 △25.4  798 △24.6

2019年12月期第3四半期 9,515 5.6   1,522 7.9    1,510 7.4   1,059 8.3

(注) 包括利益 2020年12月期第3四半期 745百 万円 ( △24.6%) 2019年12月期第3四半期 988百万円( 1.7%)

(略)

(1)経営成績に関する説明(略)

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染再拡大が個人消費の足枷となり、 内需の回復ペースは鈍化しております。他方、外需においては、中国が新型コロナウイルスの感染拡大前の水準に 回復したほか先進国にも持ち直しの動きがみられ、輸送用機械、電子部品・デバイスなどの輸出が復調しつつある ことから製造業の生産活動は上昇傾向にあります。 世界経済に目を向けますと、米国では自動車・部品の生産が足許で減速傾向にあるものの、製造設備の稼働率は 上昇が続いており、雇用も回復していることから、企業マインドは改善してきております。また、欧州では、新型 コロナウイルスの新規感染者数が再び増加してサービス業PMIは50を下回る水準へ低下しているものの、製造業の生 産と輸出が新型コロナウイルスの感染拡大前の9割程度の水準まで回復しており、回復傾向が継続しております。 一方中国では、新型コロナウイルス禍において世界に先駆けて経済活動を再開して景気が回復しており、海外の経 済活動再開や情報通信機器需要の拡大を背景に、輸出は前年を上回る水準に持ち直しております。 当社グループの事業におきましても、新型コロナウイルス感染症の拡散防止策として様々な国でロックダウンが 実施されて移動が制限されたこともあり、第2四半期にかけて取扱本数が大幅に減少する要因となりましたが、当 社グループとしては、このような厳しいビジネス環境でも第2四半期までの遅れを取り戻すべく国内・海外を問わ ず全社を挙げて営業活動に邁進し、経済活動を早期に再開した地域向けの輸出取引の獲得に注力しました。加えて、 高圧ガスビジネスの当第3四半期連結累計期間の売上高が373百万円(前年同期は301百万円)に伸びていることも あり、当第3四半期連結累計期間における売上高は9,126百万円(前年同期比4.1%減)を確保しました。さらに費 用面では、タンクコンテナの地域別の需要と供給のアンバランスの調整費用や、更なる事業の拡大を展望して前年 度に実施した設備投資やタンクコンテナ保有基数の増大などに伴い減価償却費が増加しているものの1,145百万円の 営業利益を計上し、前年同期末時点と比較した減少幅も24.8%となり、第2四半期末時点の29.8%より圧縮するこ とができました。また、経常利益においては、為替差損を5百万円計上するなか1,126百万円の利益を確保し、前年 同期末時点と比較した減少幅も25.4%となり、第2四半期末時点の28.0%より改善しております。

(略)

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