日本石油輸送/経常利益は前年比23・9%減(2021 年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2021 年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2021 年3月期第2四半期 14,634 △8.4 152 △22.2 342 △23.9 219 △32.4 2020 年3月期第2四半期 15,968 2.7 195 △10.3 449 12.5 324 29.6 (注) 包括利益 2021 年 3月期第2四半期 301 百万円(2.9%) 2020 年 3月期第2四半期 293 百万円(△69.9%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会経済活動全体が 大きく制約を受け、極めて厳しい状況で推移いたしました。 当社グループの事業環境につきましても、感染症の影響を受けた輸送需要の減少により、厳しい状況が続きまし た。 このような状況のもと、当社グループは、従業員や関係する皆様への感染予防に万全を尽くすとともに、国民の生 活や経済活動を守るインフラ企業グループとして、エネルギーや食料品等の安全・安定輸送の継続に尽力し、その社 会的使命を全ういたしました。 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、輸送需要の減少等により、14,634百万円(前年同期比 8.4%減)となり、営業利益は152百万円(同22.2%減)、経常利益は342百万円(同23.9%減)、親会社株主に帰属 する四半期純利益は219百万円(同32.4%減)となりました。 セグメント別の概況は、次のとおりであります。 (石油輸送事業) 石油輸送事業につきましては、感染症の影響による外出自粛等により燃料油需要が大幅に減少し、政府による緊 急事態宣言の解除後も、引き続き需要が低迷したことから、売上高および営業利益は減少いたしました。 この結果、当事業における売上高は6,639百万円(前年同期比11.3%減)、営業損失は103百万円(前年同期は71 百万円の営業利益)となりました。 (高圧ガス輸送事業) 高圧ガス輸送事業につきましては、主要顧客の運賃改定や新規輸送の獲得があったものの、感染症の影響による 需要減等により、売上高は減少いたしました。一方、燃料費や人件費等の経費の減少により、営業利益は増加いた しました。 この結果、当事業における売上高は3,866百万円(前年同期比2.5%減)、営業利益は69百万円(前年同期は63百 万円の営業損失)となりました。 (化成品・コンテナ輸送事業) 化成品輸送事業につきましては、収益の維持に努めましたが、感染症の影響等による国内外の需要の減少や主要 顧客の販売減により、売上高は減少いたしました。 コンテナ輸送事業につきましては、工業品や清涼飲料水等を中心に、感染症の影響により需要が減少したため、 売上高は減少いたしました。 この結果、当事業における売上高は4,025百万円(前年同期比8.7%減)、営業利益は134百万円(同5.4%減)と なりました。 (その他事業) 太陽光発電事業につきましては、売上高は102百万円(前年同期比3.3%減)となりましたが、点検費等の経費の 減少により、営業利益は52百万円(同13.7%増)となりました。 (略)