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名鉄運輸/経常利益は前年比69%減(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 53,709 △8.7  810 △70.6  878 △69.0  496 △73.0

2020年3月期第2四半期 58,858 2.8   2,755 9.1   2,833 9.9  1,842 13.3

(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 725百万円 (△62.6%) 2020年3月期第2四半期 1,940百万円 ( 9.5%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け急速に縮小いたし ました。5月の緊急事態宣言解除後、需要回復により一時的に持ち直したものの、8月以降は天候不順や感染再拡大 により引き続き厳しい状況で推移いたしました。 物流業界におきましては、外出自粛に伴う通販関係の個人向け配送は増加したものの、企業間の輸送は、工場の休 業や生産縮小、流通・サービス産業の営業自粛などにより減少し、国内貨物取扱量は低調に推移いたしました。 このような状況の中、当社グループは物流というライフラインを守るため、感染予防対策を講じることで、お客様、 従業員及びそのご家族のほか、当社に関係される全ての皆様の健康と安全を第一に考えながら、通常業務を継続し、 お客様からの輸送需要に応えてまいりましたが、前年同期の貨物取扱量を大幅に下回る結果となりました。営業面で は、訪問による営業活動ができない中、名鉄運輸グループオフィスを中心にウェブを利用した営業活動など新たな試 みを開始し、今後の新規顧客の開拓の足掛かりにするなど従来の営業とは違った展開を試みました。9月には、名鉄 トラックターミナル関西をオープンし、当社大阪支社及び淀川支店を移転するとともに、連結子会社である名鉄ゴー ルデン航空や関西名鉄運輸が同居することで、混載、航空、貸切、流通保管の各機能を備えた、さまざまな輸送ニー ズに応える複合拠点の構築を行いました。業務面では、輸送量に見合った幹線の適正化や余剰戦力の配置見直しを行 うことにより効率化に努めました。また、日本通運株式会社との連携においては、共同配送や共同運行などを継続し て行っております。 以上の結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における業績は、貨物取扱量の減少により、売上高は前年 同期比8.7%減の53,709百万円、営業利益は同70.6%減の810百万円、経常利益は同69.0%減の878百万円、親会社株主 に帰属する四半期純利益については、同73.0%減の496百万円となりました。

(略)

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