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中央倉庫/経常利益は前年比2・1%減(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益   営業利益 経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 12,735 △5.0  824 △1.9  930 △2.1  637 0.1

2020年3月期第2四半期 13,400 1.6   840 7.5   950 6.4   636 27.1

(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 1,051百万円(135.0%) 2020年3月期第2四半期 447百万円(△37.5%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の影響が続くなか、緊急事態宣言解除 後の経済活動の再開や各種政策効果により一部に回復の兆しが見られましたが、その回復は限定的なものであり、 都市部での新規感染者増加などの感染収束の長期化が懸念される等、依然として厳しい状況にあります。また、世 界経済においても中国においては経済活動再開や経済政策等により持ち直しの動きが見られるものの、欧米諸国を 中心とした世界規模での感染再拡大の兆候もあるなど、先行き不透明な状況が続いております。 物流業界におきましても、国内の経済活動の停滞により荷動きは減少しており、反面、保管残高は高止まりの状 況が続いております。また、国際物流におきましても、世界経済の停滞に加え、米中摩擦の長期化の影響もあり、 輸出入ともに貨物取扱量は減少しており、引き続き厳しい経営環境で推移しました。 このような事業環境のもと、当社グループは第6次中期経営計画「CHANGE!to2021」の施策を切れ 目なく展開しつつ、コロナ禍において一層の「意識・知識・組織のCHANGE」の浸透を図ってまいりました。 また、変化が加速する顧客ニーズに的確に対応できる営業体制の構築とともに、業務の効率化を推し進め、さらに 業務品質のさらなる向上に加え、働き易い職場創りや環境問題、社会貢献等、いわゆる新しい「企業文化」の創設 にも挑戦してまいりました。 また、当社グループでは、新型コロナウィルス感染症対策として、従業員の安全を最優先に考えたうえで感染防 止と事業活動を両立させるため、マスク着用や手洗い・アルコール消毒の徹底等の事業所における感染防止策に加 え、移動を伴う会議のオンライン化や状況に応じた時差出勤やテレワークの実施等の対策を行っております。 これらの結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益は12,735百万円(前年同期比5.0%減)、営業利益は824百 万円(前年同期比1.9%減)、経常利益は930百万円(前年同期比2.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益 は637百万円(前年同期比0.1%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① 倉庫業

倉庫業におきましては、入出庫高及び貨物回転率は前年同期に比し減少しましたが、再寄託先の活用も図り保 管残高は増加しました。これらの結果、倉庫業の営業収益は3,325百万円(前年同期比2.0%増)、セグメント利 益は保管残高が増加したこと及び料金改定や貨物構成の一部見直し等の効果もあり559百万円(前年同期比 35.6%増)となりました。

② 運送業

運送業におきましては、国内経済の停滞により取扱数量は減少しました。これらの結果、運送業の営業収益は 6,094百万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益は貨物量の減少により一部非効率な運行状況となった影響 等もあり423百万円(前年同期比20.0%減)となりました。

③ 国際貨物取扱業

国際貨物取扱業におきましては、通関業の取扱数量は、国内および海外の経済活動の停滞の影響等から輸出・ 輸入とも減少し、梱包業の取扱数量についても、取引先企業の輸出の不振の影響等を受けて大きく減少しまし た。これらの結果、国際貨物取扱業の営業収益は3,386百万円(前年同期比12.8%減)、セグメント利益は採算 性の高い梱包業の取扱が減少した影響等により182百万円(前年同期比29.5%減)となりました。

(略)

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