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櫻島埠頭/売上高は前年比2・3%増、経常利益は前年比4・3%減(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益 当期純利益

2021年3月期第2四半期 2,302 2.3   130 △15.6  177 △4.3  190 14.7

2020年3月期第2四半期 2,249 △0.2  154 126.7   185 91.2  166 101.2

(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 226 百万円 ( 71.3%) 2020年3月期第2四半期 132 百万円 (△38.7%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大とそれに伴う緊急事態宣言等の影響によ り、全産業の経済活動が停滞したため、景況感は急速に悪化しました。足元では、海外経済の持ち直しにより一部輸 出が底打ちし、自動車産業を中心に生産活動が上向いていますが、個人消費の回復は足踏み状態であり、設備投資も 減少していることから、先行きについては、依然として厳しい状況が継続すると思われます。 このような情勢のもと、当社グループは、競争力のある事業基盤を形成し、全てのステークホルダーへの貢献を継 続して達成することを目標とする中期経営計画「New Sakurajima For 2022」を新たにスタートし、同計画の実現に向 け、「機動的な設備投資推進による既存事業の更なる展開」、「大阪港における新規ビジネスの発掘」、「地場産業 と一体となる連携事業の育成」などの戦略に積極的に取り組んでまいりました。 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、石炭等一部輸入原燃料が前期を上回るペースで入 荷し、液体貨物事業も順調に推移、食材加工施設増設の効果が通期で貢献したことから、前年同期に比べ52百万円、 2.3%の増収となりました。しかしながら、同時に新型コロナウイルスの影響が一部貨物で顕在化しつつあり、今後に ついては、予断を許さない状況と考えます。 一方、売上原価につきましては、食材加工施設増設投資に係る減価償却相当費用の発生や経営計画に基づく中核設 備の整備に努めたことによる修理維持費の増加などにより、1,942百万円となり、前年同期に比べ69百万円、3.7%の 増加となりました。また、販売費及び一般管理費につきましては、人材投資に伴う人件費の増加により、229百万円と なり、前年同期に比べ6百万円、3.1%の増加となりました。 以上により、当第2四半期連結累計期間の営業利益につきましては、130百万円となり、前年同期に比べ24百万円、 15.6%の減少となりました。経常利益につきましては、受取配当金や雑収入を得たことなどにより、177百万円とな り、前年同期に比べ7百万円、4.3%の減少となりました。 また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、2018年9月の台風で被災した設備に対する損害保険金 55百万円を特別利益に計上したことなどにより、190百万円となり、前年同期に比べ24百万円、14.7%の増加となりま した。 セグメント別の営業の概況は、次のとおりです。

(ばら貨物セグメント)

ばら貨物については、石炭等輸入原燃料の荷動きが前倒しで堅調に推移したことから、ばら貨物セグメントの売上 高は1,259百万円となり、一部貨物の荷動き低迷はありましたが、前年同期に比べ6百万円、0.5%の軽微な減収に留 まりました。 (液体貨物セグメント) 液体貨物については、石油製品類の白油の荷動きが好調に推移したほか、化学品関連の新規貨物の貢献により稼働 タンクが増えたことから、液体貨物セグメントの売上高は517百万円となり、前年同期に比べ24百万円、5.0%の増収 となりました。

(物流倉庫セグメント)

物流倉庫については、取扱数量の減少により低温倉庫と冷蔵倉庫で減収となりましたが、食材加工施設増設による 収入増により、物流倉庫セグメントの売上高は513百万円となり、前年同期に比べ34百万円、7.3%の増収となりまし た。

(その他のセグメント)

その他のセグメントの売上高は、売電事業により、前年同期並みの12百万円となりました。

(略)

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