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オープンロジ/ブランドロゴを刷新

物流システム 2023.06.17

オープンロジ、ブランドロゴを刷新 〜三方良しの観点で、企業の枠を超えて物流資産・データを連携し、「フィジカルインターネット」の実現へ〜


株式会社オープンロジは「テクノロジーを使い、サイロ化された物流をネットワーク化し、データを起点にモノの流れを革新する」をビジョンに掲げ、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」を提供しております。独自の倉庫管理システムを通じて提携倉庫をネットワーク化し、標準化した仕様とオペレーションにより物流業務の効率化と一元化を実現し、固定費ゼロ・従量課金で利用可能な物流フルフィルメントサービスを提供しています。
オープンロジは、2020年10月にシリーズC資金調達の第1回クローズを完了し、総額約17.5億円資金調達を実施しました。
今後、さらなる事業拡大を図り、この度の調達資金は、主としてサーバーサイド、機械学習に関わるソフトウェアエンジニアを中心とした人材採用、及びプロダクト開発に充当する予定であり、物流業界内外からも広く人材を募り組織基盤の強化に取り組みます。また、今回株主になった国内外の商流において広域かつ豊富なネットワークを有する総合商社(住友商事、双日及び、ファンドを通じて出資済の伊藤忠商事を含む)、国内有数の大手物流企業であるセイノーホールディングス/西濃運輸 - とのアライアンスを強化していきます。
今回の資金調達を機に、関係各社と「3方良し」の観点で企業の枠を超えた物流資産・データを連携し「フィジカルインターネット」を推進していくという会社の想いを込めたブランドロゴを刷新しました。


新しいロゴに込めた想い 

・シンボルの六角形は「未来」「データ」「信頼」「正確」を象徴するブルーで表現し、全体で「拠点」「倉庫」を表しています。
・ブルーを軸にバリューションを立体的に出すことでより「洗練さ」「データ」感をより出し、データを軸にした「新しい物流の未来」のイメージを表しています。
・中心の白い立方体は、2つの意味を持ち、1つは、「荷」を意味し「貴重なもの」を守り扱うイメージ。もう一つの意味は「パケット」を意味し、倉庫の中の「荷」1つをパケットとして見立て、各方向へ展開するネットワークや広がりから、データを元に革新する新しい物流の可能性を表しています。
・中心の立方体が3色で構成されているのは「3方良し」を表し、周りの6色は、サプライチェーンに関係する6つのプレイヤー(メーカー、卸し、小売という商流とForwarder、Warehouse、shippingという物流のプレイヤー)を表し、各プレイヤーと協調しながらネットワーク化し、新しい物流の未来を表しています。

「フィジカルインターネット」実現の構想 

 ネット通販の浸透に伴い物流の需要が増大する中、物流業界では、人手不足、高齢化、作業負担の増加など多様な問題が噴出しています。モノを効率的に運ぶ新たな仕組みにより、物流業界が悩む課題の解決につながるとされているのが「フィジカルインターネット」の実現です。オープンロジは現在の非効率的な物流を再構築するため「フィジカルインターネット」の実現について、以下のように考えています。

倉庫を起点とした「フィジカルインターネット」

 物流はインターネットと同様に不特定多数の大量のモノが動くネットワークです。ただ、インターネットとは異なり物流は「物理的(フィジカル)」なモノを扱います。

 配送する物品以外にも不動産やトラックなどの資産、ロボットや装置、それを扱う人の技術的なノウハウなど、企業や業界の基準で独自運用されているため標準化されておらず、インターネットのように相互接続してシームレスにモノを移動させることができません。

 そのような中、オープンロジは、すでにフィジカルインターネットに必要な「物の自由な流れを可能とする標準化・共通仕様」のベースになるオペレーションやシステムの標準化やAPI連携により、荷主、倉庫、配送をシームレスな連携を可能にさせる取組みを実施して参ります。オープンロジの提携倉庫で培ったオペレーションサービス仕様の標準化、倉庫ネットワーク化をサプライチェーン全ての相互接続のための標準規格の起点となることで、商品情報・荷主・運送業者・配送センター、店舗や住居などをあたかもインターネットのようにネットワークでモノの行き来がスムーズになる「フィジカルインターネット」の実現に繋げることができると考えています。

レガシーな物流からデータ/アルゴリズムを起点とした高効率な物流へ

 従来の物流は、荷主・倉庫・配送が連携されておらず、企業や業界の基準で独自運用されているため同じ業界でも互換性がないため、多くがそれぞれ独自運用しているネットワーク内での最適化に留まっていました。

 企業の枠を超えた物流資産・データを、アルゴリズムに基づいて最適化させながら連携させる「フィジカルインターネット」が実現できれば、倉庫の空きスペースの効率化・配車や配送の効率化・返品のオペレーション等を一気通貫で行うことができ、物流業界全体を最適化することができると考えております。物流は多数の複雑な商流が組み合わさってできています。この商流を効果的につなげていくために、今回資本参画いただいた企業様とも積極的に企業の枠を超えて連携していきます。具体的には、輸配送ルートを最適に組み立てられるように倉庫内の荷物の配送先情報や荷量、荷物の受け渡しまでをそれぞれが持っているリソース・情報をアルゴリズムに基づいて最適化された形で連携させることで高効率な最適解を連携して導きだし、より便利で付加価値の高いフィジカルインターネットとしての物流を構築し、世界一の物流ネットワークを日本に築いていきたいと考えております。

 プレスリリースはこちらです。

■株式会社オープンロジ 会社概要

 株式会社オープンロジは「テクノロジーを使い、サイロ化された物流をネットワーク化し、データを起点にモノの流れを革新する」をビジョンに掲げ、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」を提供しています。独自の倉庫管理システムを通じて提携倉庫をネットワーク化し、標準化した仕様とオペレーションにより物流業務の効率化と一元化を実現し、固定費ゼロ・従量課金で利用可能な物流フルフィルメントサービスを提供しており、利用事業者は約8,000社(2020年9月末時点)となっています。

 「OPENLOGIプラットフォームコネクト」は、荷主企業と倉庫事業者の間の面倒な業務のやりとりをWEBアプリケーション上で、効率化・一元化、自動化する機能を備え、主に倉庫事業者向けに提供をしております。テクノロジーによって、倉庫や配送をネットワーク化し、データとアルゴリズムによってモノの動きを最適化する、「フィジカルインターネット」の実現に向け、更なる事業拡大を進めて参ります。

会社名    :株式会社オープンロジ
設立年月日  : 2013年12月25日
所在地    : 東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル 9階

代表取締役社長 CEO: 伊藤 秀嗣
事業内容   : 物流プラットフォームの運営
URL     :https://service.openlogi.com

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