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東京海上日動リスクコンサルティング/iCARE、フィリップス・ジャパンと連携しSAS(睡眠時無呼吸症候群)分野における法人向けサービスを強化

物流システム 2023.06.17

SAS(睡眠時無呼吸症候群)分野における法人向けサービスの強化について

東京海上日動リスクコンサルティング株式会社(代表取締役社長 嶋倉 泰造)は、株式会社 iCARE(代表取締役社長 山田 洋太)、株式会社フィリップス・ジャパン(代表取締役社長 堤 浩幸)と連携し、SAS(睡眠時無呼吸症候群)分野における法人向け SAS 企業検診サ ービスを強化し、企業における SAS 起因による自動車事故の抑制や、企業の健康経営を促 進するサービスを提供して参ります。

1. 背景・目的

SAS とは、睡眠中に呼吸が停止、または浅く・弱くなる病気です。代表的な症状としては「いび き」、「日中の強い眠気」があげられ、日本の SAS 患者数は 300 万人から 500 万人にものぼると 言われています。また、SAS 患者は交通事故を起こす確率が一般ドライバーの 2.5 倍(※1)といわ れており、企業にとって従業員による SAS 起因の自動車事故への対策が求められています。

※1 無呼吸ラボ:https://mukokyu-lab.jp/factsheet/

iCARE 社とフィリップス・ジャパン社は、2019 年 2 月より、企業における従業員向けの睡眠改 善をサポートする『Sleep コーチングプログラム』の提供を行っており、SAS の病院受診率を 33%(※2) から 60%にまで改善した実績があります。(※2 iCARE 調べ) 東京海上日動リスクコンサルティングでは、東京海上ホールディングス・東京海上日動火災保 険株式会社等と共に企業のリスクマネジメントの強化や健康経営の促進を支援しており、2 社と連 携することにより、SAS 企業検診サービスの強化や SAS 起因による自動車事故や事業損失の削 減支援をいたします。

2. サービスの概要

疲労・眠気度合いを診断するアンケートの集計により SAS のリスク判定を行い、判定された【ミ ドルリスク層】、【ハイリスク層】に対して『Sleep コーチングプログラム』を実施することで、睡眠改 善に取り組みます。従業員のリスクに応じて SAS 検査や e-Learning・講習会等での教育・フォロ ーを行うことで、検査費用コストの低減を含め効果的な取り組みを実現します。また、睡眠改善に取り組むにあたり、各人に適した幅広いプログラムを提供することが可能です。

■『Sleep コーチングプログラム』とは

睡眠アンケートの結果を分析したうえで、健康管理システム「Carely」にて、各人に適 したオンライン学習の提供や専門家からの健康指導を行います。その結果 SAS が疑われる 従業員に対して、SAS 簡易検査を行った上で専門医療機関への受診を促し、適切な治療改 善をサポートするサービスです。睡眠状況の確認から SAS 簡易検査の実施・受診、治療ま でを一気通貫でサポートします。

【株式会社 iCARE について】

現役の産業医が代表を務める法人向けヘルスケアサービスを提供する会社です。「働くひ とと組織の健康を創る」をビジョンに掲げ、複雑で煩雑な健康労務をシンプルでカジュア ルに変えるクラウドサービス「Carely」の開発・運営を行っています。労働安全衛生法に 基づく業務をオンライン上で一元管理し、人事労務担当者の飛躍的な業務効率化を実現し ます。(https://www.icare.jpn.com/)

【株式会社フィリップス・ジャパンについて】

株式会社フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超 高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019 年 4 月 1 日よりフィリッ プス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステ ックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘ ルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上 で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルス ケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者 の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。 (https://www.philips.co.jp/)

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