NEWS

物流ニュース

サンリツ/経常利益は前年比66・9%減(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 3,491 △11.6  57 △63.0  43 △66.9   37 △54.4

2020年3月期第1四半期 3,950 △5.3  156 △16.6  132 △18.8  82 △28.3

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 65百万円 (△25.7%) 2020年3月期第1四半期 87百万円 (4.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間における世界の経済状況は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により各国で経 済活動が制限され、大幅に落ち込みました。経済活動再開の動きが一部に見られたものの、感染拡大に歯止めがか からず、極めて厳しい状況が続きました。日本の経済状況は、同感染症拡大の影響により、4月に緊急事態宣言が 発令され、個人消費、企業活動が停滞し、世界経済同様に極めて厳しい状況が続きました。 物流業界におきましては、国内貨物は同感染症拡大の影響により需要が落ち込み、消費関連貨物及び生産関連貨 物を中心に減少いたしました。国際貨物は中国向けなどの一部貨物において持ち直しの動きが見られたものの、同 感染症拡大の影響及び米中貿易摩擦の長期化等の影響により、輸出入ともに減少いたしました。 このような事業環境の中、当グループは工作機械の取扱いが大幅に減少したことに加え、その他製品の取扱いも 全般的に伸び悩み、売上高、営業利益ともに減少いたしました。 また、2019年9月に発生した台風15号及び10月に発生した台風19号の災害保険金収入として、特別利益48百万 円、災害による損失として特別損失6百万円を計上しており、保有株式の時価の著しい下落により、投資有価証券 評価損として特別損失16百万円を計上しております。 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高34億91百万円(前年同期比11.6%減)、営業利益57百 万円(前年同期比63.0%減)、経常利益43百万円(前年同期比66.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益37 百万円(前年同期比54.4%減)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。

①梱包事業部門

工作機械の取扱いが大幅に減少したことに加え、その他製品の取扱いも全般的に伸び悩み、売上高、セグメ ント利益ともに減少いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高24億1百万円(前年同期比13.3%減)、セグメント利益1億36百万円 (前年同期比52.3%減)となりました。

②運輸事業部門

工作機械及び医療機器の取扱いが減少したことにより、売上高は減少いたしました。 セグメント利益につきましては、一部外注自動車における単価改定等の影響により、わずかに増加いたしま した。 この結果、当該部門の業績は、売上高4億44百万円(前年同期比25.0%減)、セグメント利益15百万円(前 年同期比2.2%増)となりました。

③倉庫事業部門

外部倉庫における小型精密機器の取扱いが増加したことにより、売上高、セグメント利益ともに増加いたし ました。 この結果、当該部門の業績は、売上高5億72百万円(前年同期比10.7%増)、セグメント利益1億29百万円 (前年同期比23.1%増)となりました。

④賃貸ビル事業部門

本社ビルの稼働率が高水準で推移したことにより、売上高は増加いたしました。 セグメント利益につきましては、定期修繕の減少により増加いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高73百万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益31百万円(前年同 期比75.1%増)となりました。

(略)

Translate »