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乾汽船/8億1200万円の経常損失を計上(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益 経常利益 当期純利益

2021年3月期第1四半期 4,290 △25.2  △812 -  △812 -  △807 -

2020年3月期第1四半期 5,739 0.7   122 △14.5  97 -   7 -

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △718百万円 (-%) 2020年3月期第1四半期 △122百万円 (-%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、外航海運事業におけるスモールハ ンディ船市況の悪化等により、売上高は前年同期比1,449百万円減収(△25.2%)の4,290百万 円、営業損益は前年同期比935百万円減益の812百万円の損失、経常損益は前年同期比910百万円減 益の812百万円の損失、親会社株主に帰属する四半期純損益は前年同期比814百万円減益の807百万 円の損失となりました。 当社グループのセグメント別の業績は以下のとおりであります。

①外航海運事業(ロジスティクス)

外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大 によって下落しておりましたが、各国の経済活動再開の動きを受け、4月下旬に底を打ち、その 後は順調に回復いたしました。 このような状況下、当社グループの外航海運事業におきましては、売上高は前年同期比1,102百 万円減収(△33.8%)の2,163百万円、セグメント損益は前年同期比865百万円悪化し、1,171百万 円の損失となりました。

②倉庫・運送事業(ロジスティクス)

物流業界におきましては、貨物保管残高は前年同期をやや上回る水準で推移しましたが、貨物 取扱量は前年同期を下回る水準で推移いたしました。 このような状況下、当社グループの倉庫・運送事業におきましては、連結子会社の引越業にお いて、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減退に伴う取扱高の減少等を受け、売上高は前 年同期比338百万円減収(△25.7%)の975百万円となりました。セグメント損益は上述の引越し 取扱高の減少や2020年4月稼働の新設倉庫における減価償却費の増加等により前年同期比129百万 円減益の59百万円の損失となりました。

③不動産事業

都心部の賃貸オフィスビル市況は、空室率は低水準で推移しており、賃料水準も小幅な上昇が 続いております。また、東京23区の賃貸マンション市況についても堅調に推移しております。 このような状況下、当社グループの不動産事業におきましては、既存賃貸物件は概ね安定して 高稼働を維持しております。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、集客が困難となった店 舗テナントへの賃料減免対応を実施いたしましたが、業績への影響は限定的であり、売上高は前 年同期比8百万円減収(△0.7%)の1,152百万円となりました。セグメント利益は減価償却費の 減少等により前年同期比10百万円増益(+1.8%)の628百万円となりました。

(略)

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