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兵機海運/経常利益は前年比81・7%減(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高    営業利益 経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 3,220 △13.4  15 △89.5  32 △81.7  21 △82.7

2020年3月期第1四半期 3,717 1.3   146 △10.8  179 △5.0  125 △3.8

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期  140百万円 (72.5%) 2020年3月期第1四半期  81百万円 (△50.1%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、社会・経済活動 が制限され、消費も大幅に縮小するなど極めて厳しい状況で推移しました。緊急事態宣言解除後は、経済活動も再 開し、政府の主導による景気の持ち直しが期待されますが、新型コロナウイルス感染症第2波の到来も懸念されて おり、先行きは不透明な状況となっております。 このような環境の下、当社グループは「安全・迅速・信頼」をモットーに、総合物流業者として社会的貢献を目 途として営業展開を行いました。 当第1四半期連結累計期間におけるセグメントの営業状況は以下のとおりであります。

①海運事業

内航事業では、鉄鋼メーカー各社の減産により主要貨物である鋼材の輸送量が大幅に減少しました。これに対し て、傭船料の改定や運航形態の見直しに加え管理経費の削減も行いましたが、利益の減少に歯止めがかからず、売 上高1,348百万円(前年同期比21.2%減)、営業利益1百万円(前年同期比97.9%減)となりました。 外航事業では、主に自社船で運航するロシア航路において,コロナ禍の影響から主要貨物であるタイヤの需要減 に伴い取扱量が減少しました。また、他社船を利用して鋼材、機械類等を輸送する東アジア航路においても航海数 が減少したことから売上高282百万円(前年同期比46.1%減)、営業損失1百万円(前年同期は営業利益38百万 円)となりました。

②港運・倉庫事業

港運事業では、経済活動が制限されるなか、輸出の取扱量に厳しいものがありましたが、内食需要増大による食 品類や、比較的コロナ禍の影響を受けなかった肥料等の輸入の取扱量が増加しました。その結果、売上高は1,234 百万円(前年同期比7.8%増)となりましたが、管理経費の増加もあり、営業利益は10百万円(前年同期比50.9% 減)となりました。 倉庫事業では、港運事業で輸出の取扱量が減少したことから神戸地区倉庫の作業収入も減少しましたが、危険品 倉庫が堅調に推移したことと、賃貸倉庫の収入が下支えとなりました。その結果、売上高は354百万円(前年同期 比5.4%増)となりましたが、2020年1月に稼働した兵庫埠頭物流センターの償却費負担を始めとする原価の増加 により営業利益は5百万円(前年同期比61.3%減)となりました。 これらの結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高3,220百万円(前年同期比13.4%減)、営業利 益15百万円(前年同期比89.5%減)、経常利益32百万円(前年同期比81.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純 利益は21百万円(前年同期比82.7%減)となりました。

(略)

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