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東部ネットワーク/売上高は前年比12・1%減、経常利益は前年比43・6%増(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益 経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 2,689 △12.1  173 22.2   227 43.6  160 37.1

2020年3月期第1四半期 3,058 △0.4  141 △13.5  158 △13.6  117 △8.0

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期累計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)におけるわが国経済は、世界規模での新型コロナ ウイルスの感染拡大の影響を受け、経済・社会活動が停滞したことで国内経済は急速に悪化し、先行きは今まで 経験したことのない不透明感が続いており、極めて厳しい状況となりました。 当社の主力事業領域である貨物自動車運送業界におきましても、経済活動停滞の影響は大きく、輸送量、営業 収入は大幅に悪化しており、今後につきましては、燃料コスト負担の軽減が予想されるものの、新型コロナウイ ルス感染拡大の収束時期が見通せない状況下で、物流事業に対するマイナス影響の長期化が懸念されておりま す。 このような状況の下、当社は従業員およびその家族の安全確保を最優先事項と位置づけ、感染防止対策を講じ るとともに、事業への影響を最小限に抑えるべく必要な対応を行ってまいりました。 営業面においては、前期に引き続き、3PL事業(物流の一括受注)を積極的に推進するとともに収益基盤の 改革に努め、収益性の向上に取り組んでまいりました。 今後も東部滋賀物流センター(滋賀県)の2020年8月稼働を皮切りに、新規案件についてもスピード感をもっ て順次展開してまいります。 以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は2,689,224千円(前年同期比12.1%減)、営業利益173,204千円 (前年同期比22.2%増)、経常利益227,315千円(前年同期比43.6%増)、四半期純利益160,695千円(前年同期 比37.1%増)となりました。 セグメント別の業績につきましては、次のとおりであります。

(貨物自動車運送事業)

飲料輸送は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、政府による緊急事態宣言が発出され、外出自粛の要請に よる個人消費の急激な低下により、製造が減少したことで輸送数量も減少し、さらに、例年の大型連休の消費増 に伴った輸送増も逸したこととも重なり、大幅な減収となりました。セメント輸送は、前期並みに推移いたしま したが、受注量は伸びず減収となりました。 以上から、当事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、1,790,528千円(前年同期比18.5%減) となり、セグメント利益は、減収予測をもとに、設備投資を中止したことによる減価償却費の減少や、燃料費の 低下等により運送原価が減少したことから、115,980千円(前年同期比138.4%増)となりました。 (商品販売事業) 石油販売は、引き続き収益性に重点を置いた取引を継続しておりますので減収となりました。セメント販売に つきましては、需要増に対応した販売量が増加し、大幅な増収となりました。 この結果、当事業の売上高は、546,855千円(前年同期比10.0%増)となり、セグメント利益は6,382千円(前 年同期比35.4%増)となりました。

(不動産賃貸事業)

自社施設のオフィスビルで、一部が空室となっており、減収となりました。借上施設の提供につきましては、 大きな異動はなく前期並みでありました。 この結果、当事業の売上高は316,613千円(前年同期比2.3%減)となり、セグメント利益は146,610千円(前年 同期比9.5%減)となりました。

(その他事業)

自動車整備事業は、一般修理の受注減が影響し減収となりました。 この結果、当事業の売上高は、35,227千円(前年同期比13.4%減)となり、セグメント利益は5,782千円(前年 同期比19.5%減)となりました。

(略)

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