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中央倉庫/経常利益は前年比11・4%減(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益  営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第1四半期 6,424 △4.3  388 △12.1  479 △11.4  337 △4.8

2020年3月期第1四半期 6,716 0.9   442 2.8    540 3.3   354 2.4

(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 478百万円(663.4%) 2020年3月期第1四半期 62百万円(△85.6%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言を受け た休業・外出自粛要請等により企業経済活動や個人消費が大きく制限されたことに加え、インバウンド需要の減少 等の影響もあり、大変厳しい状況で推移しました。また、世界経済においても各国政府による感染防止策により同 じく経済活動が収縮し、先行きは非常に不透明な状況となっております。 物流業界におきましても、国内の経済活動の停滞により入出庫ともに荷動きは減少しており、反面、保管残高は 高止まりの状況が続いております。また、国際物流におきましても、世界経済の停滞に加え、米中摩擦の激化・長 期化の影響もあり、輸出入ともに貨物取扱量は減少しており、引き続き厳しい経営環境で推移しました。 このような事業環境のもと、当社グループは第6次中期経営計画「CHANGE!to2021」への取組みと 「CHANGE(意識・知識・組織)」の考え方の浸透を、新型コロナウィルス感染症の影響があるなか可能な範 囲で進めております。また、withコロナの環境変化を踏まえた新たな顧客ニーズに的確に対応していくとともに、 業務の効率化及び働き易い職場作りのため、既存設備の改修を進めております。さらに、業務品質のさらなる向上 に加えて、厳しい経営環境に対応するため固定費等の見直しを進めるとともに、環境に配慮したグリーン経営の推 進にも取組み、経営の効率化に努めました。 また、当社グループでは、新型コロナウィルス感染症対策として、従業員の安全を最優先に考えたうえで感染防 止と事業活動を両立させるため、マスク着用や手洗い・アルコール消毒の徹底等の事業所における感染防止策に加 え、移動を伴う会議のオンライン化や状況に応じた時差出勤やテレワークの実施等の対策を行っております。 これらの結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益は6,424百万円(前年同期比4.3%減)、営業利益は388百 万円(前年同期比12.1%減)、経常利益は479百万円(前年同期比11.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利 益は337百万円(前年同期比4.8%減)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。

① 倉庫業

倉庫業におきましては、入出庫高及び貨物回転率は前年同期に比し減少しましたが、再寄託先の活用も図り保 管残高は増加しました。これらの結果、倉庫業の営業収益は1,649百万円(前年同期比1.1%増)、セグメント利 益は保管残高が増加したこと及び荷動きの低下により変動費が減少したことに加え、料金改定等の効果もあり 240百万円(前年同期比16.2%増)となりました。

② 運送業

運送業におきましては、国内経済の停滞により取扱数量は減少しました。これらの結果、運送業の営業収益は 3,065百万円(前年同期比4.2%減)、セグメント利益は223百万円(前年同期比16.5%減)となりました。

③ 国際貨物取扱業

国際貨物取扱業におきましては、通関業の取扱数量は、輸出は減少しましたが、輸入は前年の落ち込みから回 復傾向となりました。また、梱包業の取扱数量は、輸出の減少の影響を受けて大きく減少しました。これらの結 果、国際貨物取扱業の営業収益は1,747百万円(前年同期比9.1%減)、セグメント利益は梱包業の取扱が減少し た影響等により88百万円(前年同期比34.7%減)となりました。

(略)

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