中央魚類/経常利益は前年比18・4%減(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2021年3月期第1四半期 40,313 △14.6 197 △28.5 302 △18.4 235 31.6 2020年3月期第1四半期 47,204 0.9 276 69.0 370 103.3 178 121.8 (注)包括利益 2021年3月期第1四半期 473百万円 (―%) 2020年3月期第1四半期 △435百万円 (―%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報 (1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日)においては新型コロナウイルス感染症の 世界的な拡大により、わが国政府は感染拡大防止策として4月7日に緊急事態宣言を発出し、諸施設の休業、 在宅勤務及び外出自粛を強く国民に要請しました。そのため、国内経済や社会活動が制限され、新型コロナウ イルス感染症の拡大は社会全体に大きな影響を与えました。緊急事態宣言は、5月25日には解除されました が、当社グループの中核事業である水産物卸売事業においては、業務筋向けを中心に極めて厳しい販売環境下 に置かれ、特に高単価水産物の需要が大きく後退しました。当第1四半期連結累計期間の後半に掛けては、非 常事態宣言解除後の政府の段階的経済再開方針もあって、販売環境は若干好転しましたが、当社グループの売 上高は前年同期比大幅な減少を余儀なくされました。 その結果、当社グループの売上高は40,313百万円(前年同期比14.6%減)となり、売上総利益率は改善したも のの、売上高減少による売上総利益額の減少が影響し、営業利益は197百万円(前年同期比28.5%減)、経常利益 302百万円(前年同期比18.4%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は固定資産売却益を計上し た結果、235百万円(前年同期比31.6%増)となりました。 セグメントの業績は以下の通りであります。 (水産物卸売事業) 当第1四半期連結累計期間においては新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、売上高は38,390百万円 (前年同期比15.3%減)、セグメント損失は73百万円(前年同期はセグメント利益80百万円)となりました。 (冷蔵倉庫事業) 当第1四半期連結累計期間においては川島流通センターが好調であった結果、売上高は1,683百万円(前年同 期比1.7%増)、セグメント利益は134百万円(前年同期比70.1%増)となりました。 (不動産賃貸事業) 当第1四半期連結累計期間においては、貸蔵部門が増加し、売上高は136百万円(前年同期比9.9%増)、セグ メント利益は123百万円(前年同期比10.7%増)となりました。 (荷役事業) 当第1四半期連結累計期間においては顧客への配送業務が増加したことにより、売上高は103百万円(前年同 期比15.9%増)、セグメント利益は13百万円(前年同期比155.4%増)となりました。 (略)