国土交通省/内航船「省エネ格付け」制度の本格運用を開始 グリーン物流(環境) 2023.06.17 内航船「省エネ格付け」を公表! 令和2年5月28日 国土交通省では、令和2年3月に内航船「省エネ格付け」制度の本格運用を開始しました。今般、申請のあった2件の内航船に対し審査を行い、本格運用開始後初めての格付けを行いました。 ○ 平成27年12月に国連気候変動枠組条約において「パリ協定」が採択され、平成28年5月に地球温暖化対策計画が 閣議決定されました。同計画において、内航海運におけるCO2排出削減目標として「2030年度に2013年度比で157万 t-CO2削減」することが掲げられています。 ○ このような状況の中、国土交通省では、省エネ・省CO2に優れた船舶の建造・運航をPRすべく、平成29年7月より、 船舶の省エネ・省CO2効果を「見える化」し、それを評価する「内航船省エネルギー格付制度」の暫定運用を行ってきた ところ、環境性能の評価手法の変更等を行い、令和2年3月より本格運用を開始しました。 ○ 今般、本格運用開始後初めて本制度への申請が2件ありました。いずれの船舶についても、省エネ・省CO2性能が 極めて高い船舶として最高ランクの格付を付与しました。 ○ 国土交通省では、船舶の所有者、運航者、造船所、荷主等に自社の省エネ・省CO2性能の取組を対外的にアピール する手段として本制度を活用いただくことにより、省エネ・省CO2性能の高い内航船舶の普及促進に努めて参ります。 <事業者一覧> (代表事業者 五十音順) 会社名 船名 総トン数 船種 格付評価 青野海運(株) 光令丸 499 ケミカルタンカー 興亜産業(株) 本瓦造船(株) 興祥丸 498 ケミカルタンカー 松田汽船(株) 内航船「省エネ格付け」制度の概要については別紙をご参照ください。 添付資料 報道発表資料(PDF形式:496KB) 概要(PDF形式:525KB)