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杉村倉庫/経常利益は前年比2・5%増(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       営業収益  営業利益  経常利益  四半期純利益

2020年3月期 10,266 0.9  1,204 2.1   1,137 2.5  924 △1.7

2019年3月期 10,174 1.1  1,180 12.8  1,110 13.9  940 △16.1

(注) 包括利益 2020年3月期 693百万円( △7.5%) 2019年3月期 749百万円( △28.5%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における我が国経済は、企業の業績や雇用情勢の改善を背景に期央まで景気は緩やかな回復基調 にありました。しかし、期末にかけ消費税増税による国内消費低迷が顕在化したことや新型コロナウイルス感染症 拡大の影響により、国内経済を取り巻く状況は急速に悪化しました。 倉庫物流業界では、人手不足による人件費や運送費の高騰で厳しい事業環境が継続しておりましたが、新型コロ ナウイルス感染症拡大の影響により荷動きの停滞が見られ、今後の見通しが不透明な状況となりました。このよう な情勢のもと、当社グループは高品質の物流サービスの提供による顧客満足度の向上と、業務のより一層の効率化 を目指してまいりました。 当連結会計年度における当社グループの営業収益は、102億6千6百万円となり、前連結会計年度に比べ9千1百万円 (0.9%)の増収となりました。営業原価は81億7千1百万円となり、前連結会計年度に比べ7千1百万円(0.9%)増 加し、販売費及び一般管理費は8億9千万円となって、前連結会計年度に比べ4百万円(0.5%)減少しました。この 結果、営業利益は12億4百万円となり、前連結会計年度に比べ2千4百万円(2.1%)の増益となりました。経常利益 は11億3千7百万円となり、前連結会計年度に比べ2千7百万円(2.5%)の増益となりました。特別利益に投資有価証 券売却益2億4千8百万円を計上し、特別損失に固定資産除却損1千3百万円等を計上し、法人税等4億4千8百万円を差 し引くと、親会社株主に帰属する当期純利益は9億2千4百万円となり、前連結会計年度に比べ1千6百万円(1.7%) の減益となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(物流事業)

当連結会計年度は、倉庫業務は前連結会計年度に比べ輸入雑貨の取扱が減少したものの、電気機械や日用品など の取扱が増加しました。運送業務は期中での配送は好調でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により期 末需要期での伸びが例年より減少しました。この結果、外部顧客に対する営業収益は86億4千6百万円となり、前連 結会計年度に比べ1億円(1.2%)の増収となりました。費用面では賃借使用料や減価償却費が減少し、セグメント 利益は7億9百万円となり、前連結会計年度に比べ1億2百万円(17.0%)の増益となりました。

(不動産事業)

新規物件の賃貸を開始しましたが、既存物件の料金改定や一部のテナントとの契約の終了が有りましたので、外 部顧客に対する営業収益は12億9千9百万円となり、前連結会計年度に比べ2千2百万円(1.7%)の減収となりまし た。費用面で修繕費や貸借使用料が増加し、セグメント利益は9億6千3百万円となり、前連結会計年度に比べ9千5百 万円(9.0%)の減益となりました。

(その他の事業)

ゴルフ練習場の入場者数は暖冬の影響などにより大幅な増加となりました。その結果、営業収益が2億4千万円と なり、前連結会計年度に比べ増収増益となりました。 売電事業は営業収益が7千9百万円となり、前連結会計年度には及びませんでしたが、減価償却費が減少しました ので、減収増益となりました。 以上により、その他の事業の営業収益は3億2千万円となり、前連結会計年度に比べ1千4百万円(4.6%)の増収と なりました。セグメント利益は1億6百万円となり、前連結会計年度に比べ1千6百万円(18.7%)の増益となりまし た。

(略)

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