楽天/「Rakuten EXPRESS」において岡山県岡山市および瀬戸内市で路線バスを活用した配送を開始 通販物流 2023.06.17 楽天、「Rakuten EXPRESS」において、岡山県岡山市および瀬戸内市で、路線バスを活用した配送を開始 – 既存のバス路線網を活用し、効率的な配送サービスの提供を実現 – 楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、運営する配送サービス「Rakuten EXPRESS」において、両備ホールディングス株式会社(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長兼代表経営責任者:小嶋 光信)と連携し、同社の子会社である東備バス株式会社(本社:岡山県瀬戸内市、代表取締役:佐藤 輝彦、以下「東備バス」)のバス路線網を活用した、貨客混載(注)による配送(以下「本サービス」)を、本日2020年3月11日(水)より、岡山県岡山市および瀬戸内市で本格提供開始しました。 本サービスでは、「Rakuten EXPRESS」で運ぶ荷物を、東備バスが運営する路線バス内に設置された通い箱に入れて、西大寺バスセンター(岡山県岡山市東区)から、瀬戸内牛窓営業所(岡山県瀬戸内市)まで、輸送します。さらに瀬戸内牛窓営業所から各配送先までは、東備バスのバスおよびタクシードライバーが、「Rakuten EXPRESS」の専用配送車で配送します。 岡山市は、北を中国山地、南を四国山地に挟まれた、起伏に富んだ地形が特徴です。総じて敷地が狭小な住宅市街地は面的整備により整然と形成されている区域から、そうでない区域まで様々です。また、瀬戸内市は南部および東部が瀬戸内海に面し、島嶼が点在しています。人口は減少傾向にあり、牛窓地域は全体的に傾斜地が存在しています。 楽天は、このような地域でも、既存の路線バス網を輸送網に変わる運送手段として活用することで、効率的な配送を実現します。 楽天は、「楽天市場」における包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げ、EC物流の健全化に取り組んでおり、本取組みもその一環となります。 (注)「貨客混載」とは、旅客の運送に付随して旅客の荷物ではない荷物を一緒に運送することです。 バス路線網を活用し、貨客混載による配送サービスを実現 【東備バスについて】 https://ryobi.gr.jp/tobi/東備バスは、両備ホールディングスを含む両備グループ(企業数46社、代表取締役会長兼代表経営責任者:小嶋 光信)に所属する1社で、岡山県瀬戸内市牛窓を拠点として瀬戸内市と岡山市東区の一部で、路線バス、およびタクシー事業を展開する企業です。 【「Rakuten EXPRESS」について】 https://express.rakuten.co.jp/「Rakuten EXPRESS」は、楽天の運営する配送サービスです。楽天グループで生活用品や日用品を取り扱う「Rakuten24」などの直販店舗、「楽天ブックス」、ファッション通販サイト「Rakuten Fashion」、家電ECサイト「楽天ビック」の商品に加え、「楽天スーパーロジスティクス」で担う「楽天市場」の出店店舗の一部商品を対象に、35都道府県※で配送サービスを展開しています。再配達においては、24時までの時間指定に対応するほか、不在再配達を減らす取り組みとして、住宅敷地内への置き場所指定配達「置き配」にも対応しています。 ※東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、栃木県、群馬県、茨城県、北海道、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、富山県、石川県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、三重県、岡山県、広島県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、福岡県、佐賀県、熊本県、および長崎県の一部地域。国内人口におけるカバー率は、約61.5%です(2020年2月時点)。 【「ワンデリバリー」構想について】 楽天は、「ワンデリバリー」構想を掲げ、EC店舗向け総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」や配送サービス「Rakuten EXPRESS」などの自社物流機能の強化に取り組んでいます。物流・配送の効率化に取り組み、EC店舗に効率性の高い保管・出荷サービスを提供することで、安定したEC店舗運営に寄与します。また、「楽天市場」において、配送追跡情報の通知機能や置き配サービス、当日配送サービスなど、ユーザーにとって利便性の高い配送サービスを提供することで、より多くのお客様にご利用いただける魅力的なマーケットプレイスを実現してまいります。 以 上