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川西倉庫/営業収益は前年比3%増、経常利益は前年比14・1%減(2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益  営業利益  経常利益  四半期純利益

2020年3月期第3四半期 18,175 3.0  493 △13.6  504 △14.1  315 13.7

2019年3月期第3四半期 17,637 5.0  570 12.2   587 1.7   277 △58.9

(注)包括利益 2020年3月期第3四半期  261百万円 (―%) 2019年3月期第3四半期  △75百万円 (―%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢が着実に改善する中、個人消費にも持ち直しの動き が見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。世界経済においても全体では緩やかに回復してお り、先行きも回復基調が続くと見込まれておりますが、米中の貿易摩擦の長期化や中国経済が減速傾向にあるなど 先行きが不透明な状況となっております。 このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画『Vision2021・新たな発展を目指して』で掲げる、北関 東地区の新倉庫や海外倉庫の安定稼働、集荷強化等による既存事業の拡大・強化、新倉庫建設やASEAN地区への投 資等の成長に向けた戦略的投資を予定するなど、経営基盤の安定、強化に積極的に取り組んでまいりました。 当第3四半期連結累計期間においては、コーヒー豆や食料品の取扱いが昨年から引き続き堅調に推移し、倉庫業 務や運送業務が増加したことにより、営業収益は前年同期を上回りました。営業利益については前期に連結子会社 とした会社の業績が期初から寄与したほか、前期に発生した営業倉庫の大型修繕の減少や海外倉庫の倉庫業務が増 加するなどの増益要因がありましたが、貨物の増加による再保管経費や横持ち費用等の諸経費が増加したことによ り前年同期を下回りました。経常利益についても前年同期を下回りましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益 については前年同期に発生した災害による損失が減少したことにより前年同期を上回りました。 その結果、当第3四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比3.0%増加の18,175百万円、営業利益は前年同期 比13.6%減少の493百万円、経常利益は前年同期比14.1%減少の504百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は 前年同期比13.7%増加の315百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①国内物流事業

国内物流事業においては、冷蔵倉庫においては取扱いが減少しましたが、前期に稼働した新倉庫の影響もあり 普通倉庫業務での取扱いが増加し、運送業務等も増加した結果、営業収益は前年同期を上回りました。セグメン ト利益については前期に子会社とした会社の業績が期初から寄与したほか、前年同期に発生した営業倉庫の大型 修繕が減少するなどの増益要因がありましたが、貨物の増加による再保管経費や横持ち費用等の諸経費が増加し たことにより前年同期を下回りました。 その結果、営業収益は前年同期比3.9%増加の15,736百万円、セグメント利益は前年同期比3.2%減少の1,040 百万円となりました。

②国際物流事業

国際物流事業においては、海外子会社での倉庫業務が前年同期に比べ増加しましたが、輸入貨物の取扱いが減 少したことにより、営業収益は前年同期を下回りました。セグメント損失(当第3四半期連結累計期間、前年同 期ともに損失)については海外子会社の倉庫業務が増加したこと等により、前年同期に比べ減少しました。 その結果、営業収益は前年同期比5.4%減少の2,082百万円、セグメント損失は6百万円(前年同期はセグメン ト損失52百万円)となりました。 なお、不動産の賃貸事業及び物流資材の販売事業並びに太陽光発電の売電事業等のその他事業は、営業収益は 前年同期比18.9%増加の373百万円、セグメント利益は前年同期比5.1%減少の169百万円となりました。

(略)

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