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内外トランスライン/経常利益は前年比3・8%減(2019年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高    営業利益   経常利益  四半期純利益

2019年12月期 22,830 △1.8  1,528 △5.5  1,594 △3.8  1,091 △4.8

2018年12月期 23,254 7.1   1,616 7.8   1,656 4.3   1,146 △3.8

(注)包括利益 2019年12月期 1,003百万円( 7.7%) 2018年12月期 932百万円( △33.9%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における我が国の経済は、外需の低迷を内需が補う形で推移し、期中において訪日韓国人の減 少によるインバウンド消費の落込みや、消費税増税による個人消費の低迷、度重なる災害など懸念材料はあった ものの、年度後半に掛けて国内外で景気回復に向けた動きが見られるようになりました。 当社グループの業績に大きな影響を及ぼす我が国の貿易実績に関しては、中国経済の成長鈍化が鮮明となり、 多方面で日本の輸出入に影響を与えました。特に日本の輸出金額は、貿易統計が示すように年初より全ての月で 前年割れとなり、速報値で対前年比5.6%の減少となりました。 このような状況の下、当社グループの業績につきましては、単体では主力の輸出混載輸送が数量、売上高とも 前連結会計年度を下回りましたが、営業努力による売単価の上昇で売上総利益は増加しました。一方、国内子会 社のフライングフィッシュ株式会社は、欧州からの輸入食材や建材等の取扱を増やし業績が向上しました。ま た、海外グループ会社においては、米国やインド及び2019年4月に営業を開始した内外釜山物流センター株式会 社の業績が向上しましたが、米中貿易摩擦に端を発する世界的な貿易量の縮小の影響を受け、全体として前連結 会計年度を下回る結果となりました。 以上により、当連結会計年度の連結売上高は22,830百万円(前連結会計年度比1.8%減)、売上総利益は6,324 百万円(同0.5%増)、営業利益は1,528百万円(同5.5%減)、経常利益は1,594百万円(同3.8%減)、親会社 株主に帰属する当期純利益は1,091百万円(同4.8%減)と、売上総利益において前連結会計年度を上回ったもの の、売上高及びその他段階利益は前連結会計年度を下回り、減収減益となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。

(日 本)

日本における国際貨物輸送事業につきましては、混載貨物輸出を主力としております。当連結会計年度にお ける売上高は、日本の輸出貨物低迷の影響を受け減少となりました。また、国内子会社におきましては、株式 会社ユーシーアイエアフレイトジャパンも輸出航空貨物減少の影響を受け減収となりましたが、フライングフ ィッシュ株式会社は輸入食材の取扱を増やし増収となりました。 この結果、売上高は15,289百万円(前連結会計年度比2.2%減)となり、セグメント利益(営業利益)も 1,002百万円(同3.2%減)となり減収減益となりました。

(海 外)

当社グループはアジア地域及び米国に連結子会社11社を有しており、日本からの貨物以外の取扱も増加して おります。 NTL-LOGISTICS(INDIA) PRIVATE LIMITEDやNTL NAIGIAI TRANS LINE(USA)INC.及び2019年4月に 営業を開始した内外釜山物流センター株式会社が業績に貢献しましたが、当連結会計年度における海外売上高 はわずかながら減少しました。 この結果、売上高は7,540百万円(前連結会計年度比1.1%減)となり、セグメント利益(営業利益)は590百 万円(同2.6%減)と、減収減益となりました。

(略)

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