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リンコーコーポレーション/経常利益は前年比22・6%減(2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  四半期純利益

2020年3月期第3四半期 13,031 △3.0  533 △25.2  569 △22.6  374 △29.3

2019年3月期第3四半期 13,438 10.0  712 50.4   736 53.9    530 74.1

(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 437百万円 (864.0%) 2019年3月期第3四半期 45百万円 (△92.0%)

(略)

(1)経営成績に関する説明 当第3四半期におけるわが国経済は、海外経済の減速等を背景に輸出を中心に弱さがみられるものの、雇用・所 得環境が改善する中で、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、米中貿易交渉の長期化や中東情勢の 動向、新型コロナウイルスの影響など景気の下振れリスクもあり、先行きは不透明な状況であると認識しておりま す。 このような状況の下、当社企業グループの主要な事業拠点であります新潟港では、貨物取扱数量は前年同四半期 比で増加いたしました。一方、当社企業グループにおきましては、主力である運輸部門の貨物取扱数量は前年同四 半期比で微増となりましたが、機械販売部門の売上減少などにより、連結売上高は前年同四半期比で減少いたしま した。また、経費面では新規倉庫(2019年9月完成)を稼働するために不可欠なコストや人手不足を補う経費の増 加が影響いたしました。 この結果、当第3四半期の当社企業グループの売上高は130億3千1百万円(前年同四半期比3.0%の減収)、営 業利益は5億3千3百万円(前年同四半期比25.2%の減益)、経常利益は5億6千9百万円(前年同四半期比 22.6%の減益)となり、親会社株主に帰属する四半期利益は3億7千4百万円(前年同四半期比29.3%の減益)と なりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。

(運輸部門)

当社運輸部門と運輸系子会社4社を合わせた同部門の当第3四半期の貨物取扱数量は473万6千トンとなり、前 年同四半期比3.2%の微増、売上高もほぼ前年同四半期並みとなりました。経費面では新規倉庫の稼働前に必要な コスト負担や減価償却費、人手不足を補うため外部委託費の増加が影響し、差益を押し下げることになりました。 この結果、同部門の売上高は78億7千6百万円(前年同四半期比0.6%の減収)、セグメント利益は8千4百万円 (前年同四半期比65.3%の減益)となりました。

(不動産部門

) 同部門の業況に大きな変動はありませんが、賃貸物件の修繕費が増加した結果、売上高は2億4千万円(前年同 四半期比0.6%の減収)、セグメント利益は1億5千万円(前年同四半期比1.8%の減益)となりました。

(機械販売部門)

建設機械・自動車等の整備事業につきましては、前年同四半期並みでしたが、建設機械の大型物件の販売が減少 した結果、同部門の売上は9億4千5百万円(前年同四半期比24.4%の減収)、セグメント損失は9百万円(前年 同四半期は1百万円の利益)となりました。

(ホテル事業部門)

上期に発生した山形県沖地震や大型台風の影響は一時的に受けたものの、インバウンドや国内の宿泊客の取込み は概ね順調に進み、同部門の売上高は24億3千5百万円(前年同四半期比0.8%の減収)、セグメント利益は2億 5千8百万円(前年同四半期比2.3%の増益)となりました。

(商品販売部門)

建設関連資材を中心に売上は堅調に推移したものの、コスト面において一部仕入れ価格の上昇等から差益を押し 下げ、同部門の売上高は14億4千1百万円(前年同四半期比0.1%の増収)、セグメント利益は3千2百万円(前 年同四半期比11.4%の減益)となりました。

(略)

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