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福山通運/売上高は前年比2・7%増、経常利益は前年比2・9%減(2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益   四半期純利益

2020年3月期第3四半期 221,974 2.7  17,705 1.6   18,887 △2.9  11,975 △9.3

2019年3月期第3四半期 216,113 7.3  17,431 49.8  19,451 52.3   13,209 57.5

(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 15,196百万円 (48.1%) 2019年3月期第3四半期 10,258百万円 (△29.8%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績の底堅さや公的需要などの下支えによる緩やかな回 復基調にあるものの、米中貿易摩擦の長期化に加え、中東情勢などのリスク要因を背景に世界経済への不透明感の 高まりが懸念され、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。 貨物自動車運送業界におきましては、人材確保に向けた労働環境の改善や安全対策など多くの課題を抱え、依然 として厳しい経営環境が続いています。 このような状況のもと当社グループにおきましては、企業間物流における輸送品質の強化と適正な運賃・料金の 収受に努め、生産性の向上を目指した業務の効率化に取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は2,219億74百万円(前年同四半期比2.7%増)、営業利益は177億5百万円(前年同四半期 比1.6%増)、経常利益は188億87百万円(前年同四半期比2.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は119億 75百万円(前年同四半期比9.3%減)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。 運送事業におきましては、2017年10月に日本で初めて名古屋支店(愛知県)と裾野営業所(静岡県)間で「25m ダブル連結トラック」の運行開始に続いて、12月より栃木支店(栃木県)と北上支店(岩手県)間の新路線にて運 行を開始し、輸送モードの多様化とともに、CO²排出量の削減による地球環境負荷の低減、ドライバーの労働環 境改善や幹線輸送の省人化に取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は1,964億74百万円(前年同四半期比3.1%増)、営業利益は163億56百万円(前年同四半期 比0.5%増)となりました。 流通加工事業におきましては、料金改定及び既存施設の稼働率の向上による収支改善や新規案件の開拓に努めて まいりました。 以上の結果、売上高は132億36百万円(前年同四半期比2.2%増)、営業利益は19億99百万円(前年同四半期比 13.4%増)となりました。 国際事業におきましては、中国・東南アジアからのフォワーディング事業及び通関事業の取扱い件数やASEA N域内でのクロスボーダートラック輸送の取扱いも減少し、全体的に低調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は64億6百万円(前年同四半期比6.3%減)、営業利益は3億42百万円(前年同四半期比 27.7%減)となりました。 その他事業におきましては、物品販売事業が堅調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は58億56百万円(前年同四半期比2.7%増)、営業利益は20億23百万円(前年同四半期比 3.0%増)となりました。

(略)

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