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富士エレクトロニクス/日鉄物流と重量物運搬車の衝突防止向けステレオカメラ物体検知ソリューションの実証実験を開始

物流システム 2023.06.17

重量物運搬車の衝突防止向けステレオカメラ物体検知ソリューションの実証実験を開始

~立体画像認識技術のイノベーションを支援~

鉄鋼製品・重量物・容大物輸送を手掛ける日鉄物流株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 酒 本義嗣)と、マクニカ・富士エレホールディングス傘下の半導体やソリューション技術の輸入、販 売、開発を手掛ける富士エレクトロニクス株式会社(東京都港区、代表取締役社長 小野寺真一) は、このたびステレオカメラ立体画像認識技術とその製品開発を手がける東京工業大学発ベンチャー 企業である ITD Lab 株式会社 (神奈川県、代表取締役社長、紫垣卓男、以下 ITD Lab 社)のステレオ カメラ技術による衝突防止向けシステムを製鉄所構内で使用する特殊な重量物運搬車の安全対策とし て実証実験を開始致しました。 ステレオカメラは近年様々な分野で開発が進む自動運転化等に必要とされる立体画像認識技術であ り、モビリティ、建機、農機、AGV、ロボット等の自動化、安全化等へ向けた開発の取組みが進んでい ます。両社は 24 時間稼働する特殊な重量物運搬車の安全確保に向け、絶対距離を測長可能なステレオ カメラ(2019 年発売開始)と富士エレクトロニクスで開発された物体検知ソフトを用いて実証実験を 開始しました。

日鉄物流株式会社は鉄鋼関連物流を中心に、プラント、重量機械、橋梁等の重量物・容大物について、 輸送計画の立案・設計の初期段階からお客様と一体となり、低コスト、高い安全性、確かな品質で国内・ 海外にわたる総合物流サービスを提供しています。 一方、富士エレクトロニクス株式会社(以下、当社)は、マクニカ・富士エレホールディングス傘下の 半導体商社として競争力のある多種多様な外国製半導体を、1,500 社以上の幅広いお客様層にきめ細か く提供する営業・技術サポート体制を強みとして大きな成長をしてまいりました。 平成 31 年 1 月には ITD Lab 社への出資も実施し、ITD Lab 社の SDK 及び SRIM(ステレオカメラ)技術 やその他センサー、また AI 技術等を加えた新たなソリューション提供を推進し、拡大する市場におけ るお客様が抱える新たな課題解決への挑戦を強力に支援して参ります。

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