日本通運/イタリアのグループ会社3社の経営統合を実施 物流全般 2023.06.17 日通、イタリアのグループ会社3社の経営統合を実施 2020年1月16日 ~ライフスタイル関連のロジスティクスサービスの強化~ 当社のイタリアで展開する事業会社であるイタリア日本通運有限会社(本社:ミラノ、社長:柿山慎一 以下、イタリア日通)、フランコ・ヴァーゴ株式会社(本社:フィレンツェ、社長:Arnaldo Vivoli 以下、フランコ・ヴァーゴ)およびトラコンフ有限会社(本社:ヴェローナ、社長:Stefano Pistilli 以下、トラコンフ)のグループ3社は、イタリア日本通運株式会社(本社:フィレンツェ、社長:Arnaldo Vivoli)として2020年1月1日(水)に経営統合を実施しました。 1月15日(水)には、ミラノ市内で統合セレモニーを開催しました。 (統合セレモニーの様子) (Arnaldo Vivoli新社長のスピーチ) 【統合の目的】 当社は、2013年に、イタリアで高級ファッションブランドを中心としたアパレル関連のフォワーディング事業を展開するフランコ・ヴァーゴを買収し、2018年には、フランコ・ヴァーゴ同様、高級ファッションブランドを主要顧客とし、ファッション、ライフスタイル関連の倉庫保管・配送サービスを中心とした事業を、イタリアをはじめ欧州や米国、中国において展開するトラコンフの買収を行いました。 この度の経営統合により、既存会社であるイタリア日通を含めて、営業面およびオペレーション面におけるシナジー効果を一気に加速・最大化させ、飛躍的な成長を図るとともに、当社の経営計画において重点産業として掲げるハイファッションへの取り組みを強化し、ファッションロジスティクス分野の物流サービスのリーディングカンパニーを目指します。 これによりイタリア日通は、当社グループとして欧州で最大、米国日本通運に次いで2番目の規模の海外現地法人となります。 【統合による効果】 ハイファッションにとどまらず、ライフスタイル関連をターゲットとする「Lifestyle division」の新設ならびにフランコ・ヴァーゴおよびトラコンフのノウハウと日通グループネットワークの一体運営によるライフスタイル産業への拡販。 フォワーディング、トラック輸送事業での共同仕入れ・集約混載によるレート競争力の強化。 イタリアを発信基地としたライフスタイル事業モデルの日通ネットワークへの水平展開、および各社に分散しているフォワーディング、ロジスティクス、トラック事業のノウハウ共有。 【新会社の概要】 社名 イタリア日本通運株式会社 英文 NIPPON EXPRESS ITALIA S.p.A 住所 Via VIII Marzo 6,50018 Badia a Settimo,Scandicci Firenze,ITALY 従業員数 1,212名 拠点数 世界87拠点 【統合時期】2020年1月