ヤマトホールディングス傘下のヤマトフィナンシャル株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 尾方 直美、以下「YFC」)は、ネット総合決済サービス「クロネコwebコレクト」(以下、「クロネコwebコレクト」)においてクレジットカードの不正利用防止を目的とした検知機能を1月21日より提供します。
記
1.背景
EC市場の拡大と共にクレジットカード不正利用は増加の一途を辿っており、2018年の国内における被害額は約235億円※1、その中でも番号盗用による「なりすまし被害」が急増しております。こうした事案は、主に通販事業者様がその損失を負担するため、事業継続におけるリスク要因となっております。また2018年6月施行の「改正割賦販売法」により通販事業者等のクレジットカード加盟店に対して多面的・重層的な不正利用対策が義務化されております。
こうした中、「クロネコwebコレクト」では、EC・通販事業者様がクレジットカード決済をより安全に導入できるよう、システムの追加開発が不要かつ、無料で利用可能な不正検知機能を追加します。
※1一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正使用被害の集計結果について」(2019年9月)
2.不正検知機能について
(1)概要
EC・通販事業者様が、「クロネコwebコレクト」でクレジットカード決済を利用した時に、YFCが独自に所有する情報を元に不正利用の危険度を判定し、メールで通知します。EC・通販事業者様は、その判定結果を商品出荷の判断材料としてご利用いただけます。
【イメージ図】
また、APIにて連携することで、よりスピーディーな判定結果の返信も可能です。
(別途費用が発生します。)
(2)開始日・利用対象
1月21日から「クロネコwebコレクト」でクレジットカード決済をご利用中の全ての通
販事業者様がご利用可能です
※2管理画面を通じて、メールアドレスの登録が必要となります。
(3)メリット
受注情報等を利用し、システムの追加開発が不要のため、無料かつ早期に導入可能です。