パナソニック ライフソリューションズ インド/インド南部に配線器具の新工場を建設 SCM・製造拠点 2023.06.17 2021年秋から生産開始 インド南部に配線器具の新工場を建設 旺盛な需要に対応 パナソニック ライフソリューションズ インド株式会社(本社:インド共和国 マハラシュトラ州 タネ)は、このほど、インド南部のスリシティ工業団地(アンドラ・プラデーシュ州)において、工場を新たに建設することを決定しました。このスリシティ新工場では配線器具、電線、ブレーカなどを製造し、電設資材の工場としては、インド国内で4カ所目の生産拠点となります。投資金額は2,946百万ルピー(約46億円)で、2021年秋の稼働を目指します。 インドは近年、経済が飛躍的に拡大し、GDPは2030年まで年率6%で成長すると見込まれ、大都市に加え、中規模都市の発展も期待されています。また人口も、世界で中国についで2位と多く、今後も中間層(※1)を中心に、大きく増加すると予測されています。 このような環境下、オフィスビル、マンション、住宅などの建設が相次ぎ、それに伴い、スイッチ、コンセントなど配線器具をはじめ、電設資材の需要が高まっています。旺盛な需要に対応するためには、生産能力の増強が急務であり、当社は新工場を建設することになりました。 また、当社は現在、インド国内で電設資材の生産拠点として、北部にハリドア工場、西部にダマン工場、カッチ工場を保有していますが、購買力が強く、今後の成長性が期待されるインド南部には拠点がなく、スリシティ新工場を建設することで、アクセスを強化します。 新工場では、2021年に配線器具、順次ファン、ブレーカ、電線の生産を開始する計画で、今後著しく増加する中間層向け商品の強化を図ることで、販売拡大を目指します。 当社は、これまで培った技術やノウハウをもとに、快適、安心・安全、豊かなライフスタイルを実現する電設資材・設備をグローバルに提供していきます。 ■新工場概要 【名称】スリシティ工場(仮称) 【生産品目】配線器具、電線、ブレーカ、ファンなど 【所在地】インド共和国 アンドラ・プラデーシュ州 スリシティ工業団地 【生産開始】2021年10月(予定) 【土地面積】133,546平米 【建物延床面積】35,000平米 【従業員数】約600名(2021年度) 【生産能力】860万個/月(2021年度) ※1:世帯所得 5,000 USD ~ 35,000 USD 【ご参考】 ■パナソニック ライフソリューションズ インド株式会社の概要 【社名】Panasonic Life Solutions India Private, Limited. 【本社所在地】インド共和国 マハラシュトラ州 タネ 【設立】1963年 【代表者】Vivek Sharma 【拠点数】インド共和国 国内31拠点 【事業内容】配線器具、ブレーカ、電線、照明器具、ランプ、ファンなどの製造・販売 【従業員数】9,166名(2019年3月末現在) 【売上高】341億ルピー(約530億円)(2019年3月期) 【資本金】44.3億ルピー(約68億円)(2019年3月末現在)