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中部水産/冷蔵工場部門の売上高は前年比11・4%減、営業利益は前年比58・9%増(令和2年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

令和2年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
単位・百万円  

           売上高   営業利益 経常利益  四半期純利益

2年3月期第2四半期 19,357 △0.7  94 141.0  166 52.9  109 44.1

31年3月期第2四半期 19,486 △2.9  39 △5.6  108 3.9   76 8.7

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易戦争の影響を受け世界経済が緩やかな 減速傾向にある中で、国内においても人件費や物流費の上昇などにより企業業績に減速感が強ま るなど、依然として消費者の節約志向は根強く、先行きは不透明な状況で推移しております。 当業界におきましては、水産資源保護のための漁獲規制や自然環境の急激な変動で海水温が変 化したことなどによる漁獲量の減少、日本食ブームなどもあって海外における水産物需要の増加 による輸入水産物の減少、さらには市場外流通の増加など、厳しい経営環境となりました。 このような外部環境のもとで、当社は、限られた水産資源での販売競争に対応した調達力、営 業力の強化を図るとともに、業務の効率化や諸経費の削減を推し進めるなど、業績の向上と企業 体質の強化に取り組んでまいりました。 この結果、売上高は、卸売部門が取扱数量は減少したものの、販売単価の上昇で増収となりま したが、飼料工場で養鰻飼料の輸出の減少や配合飼料向け魚粉の生産量が減少するなど、全体で 19,357百万円(前年同四半期比0.7%減)となりました。経常利益は、利益率の改善による売上総利 益の増加、一般管理費の減少などにより166百万円(前年同四半期比52.9%増)となり、四半期純利 益は、109百万円(前年同四半期比44.1%増)となりました。 売上面に関しては、今後、自然の影響を受けやすい天然魚の漁獲量の減少に対して、出荷者と の繋がりを深め、養殖魚や他魚種及び他海域からの集荷で対処する等、安定供給を図ります。利 益面では、個々の取引条件の見直しや工場原価及び一般管理費の削減により利益率の改善を図り ます。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。

(略)

(冷蔵工場部門) コンビニ向けや給食関係の冷凍食品が順調な入庫で売上増となりましたが、コンテナ貨物の減 少により、減収となりました。 この結果、売上高は240百万円(前年同四半期比11.4%減)、営業利益は34百万円(前年同四半期 比58.9%増)となりました。

(略)

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