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内外トランスライン/売上高は前年比0・8%減、経常利益は前年比1%増(2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益   経常利益 四半期純利益

2019年12月期第3四半期 17,006 △0.8  1,091 △0.6  1,120 1.0  781 6.2

2018年12月期第3四半期 17,144 6.5   1,098 2.9   1,109 0.0  735 △16.1

(注) 包括利益 2019年12月期第3四半期 499百万円(△21.2%) 2018年12月期第3四半期 634百万円(△31.5%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年9月30日)における世界経済は、米中貿易摩擦問題や英 国のEU離脱問題など、景気が下振れするリスクを依然として含んで推移しており、先行き不透明な状況が続い ております。 当社グループ業績に大きな影響を及ぼすわが国の貿易に関しては、中国の経済成長の鈍化が一層鮮明となり、 貿易統計が示すように年初より全ての月で前年割れとなるなど、輸出全体の減少に影響を与えています。 このような状況の下、当社グループは、当連結会計年度が最終年となります第3次中期経営計画(2017年1月 ~2019年12月)の基本方針に基づき、国際総合フレイトフォワーダーとしてさらなる成長を目指す取組みを強化 してまいりました。重点的に取組んでおります通関業及び国外における倉庫事業においては順調に取扱いを拡大 し、業績に寄与しております。 当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績につきましては、売上高、営業利益は対前年同四半期比でわ ずかに下回る結果となりましたが、為替差損の縮小や投資有価証券売却益が寄与し、経常利益及び親会社株主に 帰属する四半期純利益は対前年同四半期比増益となりました。 単体においては、取扱数量の減少により売上高は前年同四半期を下回りましたが、上半期より実施した価格改 定による売単価の上昇により売上総利益が改善されたため、営業利益は対前年同四半期比で増益となりました。 また、海外グループ会社においては、米国やインド及び2019年4月に営業を開始した内外釜山物流センターの 業績の寄与により、対前年同四半期比増収増益となりました。 この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は17,006百万円(前年同四半期比0.8%減)、営業利益は 1,091百万円(同0.6%減)、経常利益は1,120百万円(同1.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は781百 万円(同6.2%増)と、売上高及び営業利益において前年同四半期実績を下回りましたが、経常利益及び親会社株 主に帰属する四半期純利益は対前年同四半期比増益となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

① 日 本

日本における国際貨物輸送事業につきましては、混載貨物輸出を主力としております。当第3四半期連結累計 期間における売上高は、単体におきましては営業努力による売単価の上昇がありましたが、厳しい外部環境によ る取扱数量の減少分をカバーできず減収となりました。また、国内子会社におきましては、株式会社ユーシーア イエアフレイトジャパンは輸出航空貨物の回復が遅れ減収となり、フライングフィッシュ株式会社は日EU・EPA (経済連携協定)効果により欧州からの輸入食材やオリンピック関連の建材等の取扱いを増やし増収となりまし た。 この結果、売上高は11,271百万円と前年同四半期と比べ201百万円(1.8%減)の減収となり、セグメント利益 (営業利益)は696百万円と前年同四半期と比べ10百万円増加(1.5%増)し、減収増益となりました。

② 海 外

当社グループはアジア地域及び米国に連結子会社11社を有しております。当第3四半期連結累計期間における 海外売上高は、NTL-LOGISTICS(INDIA)PRIVATE LIMITEDやNTL NAIGAI TRANS LINE (USA)INC.及び2019年4月に営 業を開始した内外釜山物流センターが売上高に寄与し、中国や東南アジア地域の売上高の減少を補うこととなり ました。 この結果、売上高は5,734百万円と前年同四半期と比べ63百万円(1.1%増)の増収となり、セグメント利益 (営業利益)は販管費の節減により452百万円と前年同四半期と比べ20百万円増加(4.8%増)し、増収増益とな りました。

(略)

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