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住友倉庫/経常利益は前年比24・7%増(2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益 営業利益   経常利益  当期純利益

2020年3月期第1四半期 47,135 6.9  2,631 38.2   3,884 24.7   2,490 12.0

2019年3月期第1四半期 44,110 3.2  1,903 △26.1  3,115 △15.3  2,223 △9.3

(注)包括利益 2020年3月期第1四半期  △898百万円 (―%) 2019年3月期第1四半期  1,874百万円 (△76.2%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間の日本経済は、輸出や生産の弱さが続いたものの、緩やかな回復基 調をたどりました。世界経済は、米国では着実に景気回復が続きましたが、アジアでは中国を中 心に景気は緩やかに減速しました。 このような情勢のもと、当社グループにおきましては、中期経営計画で掲げた目標達成に向け て、倉庫施設の建設や不動産物件の取得など、事業戦略に基づく施策を着実に遂行してまいりま した。 国内では、物流事業の基盤を一層強化すべく、2019年5月に埼玉県羽生市において文書等情報 記録媒体を取り扱う専用施設の建設に着手しました。また、横浜市・南本牧埠頭において建設を 進めていた新倉庫が2019年6月に竣工しました。海外では、シンガポールの現地法人Sumitomo Warehouse (Singapore) Pte Ltdが新倉庫を2019年5月に竣工させ、東南アジアの物流拠点を拡 充いたしました。海運事業では、輸送数量の拡大及び運航経費の削減等による採算の改善に努め ました。不動産事業では、2019年6月に東京都台東区において賃貸用不動産物件を取得し、事業 の拡大に取り組んでまいりました。 このような取組みのもと、当第1四半期連結累計期間につきましては、営業収益は、物流事 業、海運事業、不動産事業ともに増収となったことから、471億35百万円(前年同期比6.9%増) となりました。営業利益は、作業諸費や人件費等の営業費用が増加いたしましたが、増収効果に より、26億31百万円(同38.2%増)となりました。経常利益は38億84百万円(同24.7%増)、親 会社株主に帰属する四半期純利益は24億90百万円(同12.0%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。

①物流事業

倉庫業では、文書等情報記録媒体の取扱いが堅調に推移したことにより、倉庫収入は65億21 百万円(前年同期比2.3%増)となりました。港湾運送業では、一般荷捌及びコンテナ荷捌が 増収となったことから、港湾運送収入は93億73百万円(同2.4%増)となりました。国際輸送 業では、国際一貫輸送及びプロジェクト輸送の取扱いが増加し、海外子会社も増収となったこ とから、国際輸送収入は102億96百万円(同9.1%増)となりました。陸上運送業及びその他の 業務では、eコマースに関連する輸送の取扱拡大に伴い陸上運送収入が増収となったことか ら、陸上運送ほか収入は123億41百万円(同10.6%増)となりました。 以上の結果、物流事業全体の営業収益は385億32百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は 26億49百万円(同7.6%増)となりました。

②海運事業

海運事業では、コンテナ及び在来貨物の輸送数量が増加したこと等により、営業収益は63億 27百万円(前年同期比10.5%増)となりましたが、当第1四半期連結累計期間においては、海 運子会社における春季海上運賃改定が反映されていないため、1億44百万円の営業損失(前年 同期は営業損失4億79百万円)となりました。

③不動産事業

不動産事業では、テナントの新規入居及び前期に稼働した賃貸用不動産物件等の寄与によ り、営業収益は26億95百万円(前年同期比4.0%増)となりました。営業利益は、増収に加 え、賃貸用不動産物件の取得に伴う一時税金の負担減もあり、13億70百万円(同17.0%増)と なりました。

(注)1.上記の各セグメントの営業収益には、セグメント間の内部営業収益4億19百万円(前年 同期3億30百万円)を含んでおります。

2.上記の各セグメントの営業利益は、各セグメントに帰属しない全社費用等12億42百万円 (前年同期12億48百万円)控除前の利益であります。

(略)

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