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名鉄運輸/売上高は前年比0・2%増、経常利益は前年比10・5%減(2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益   経常利益  当期純利益

2020年3月期第1四半期 28,912 0.2  1,276 △11.2  1,337 △10.5  867 △10.6

2019年3月期第1四半期 28,862 4.9  1,436 25.5   1,494 24.1   970 18.3

(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 858 百万円 (△17.1%) 2019年3月期第1四半期 1,035 百万円 ( 5.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続き、個人消費、設備投資など国内 需要は一定の底堅さを維持しました。一方、原材料費や人件費の上昇による企業収益の圧迫や、世界経済の減速に 伴う輸出の減少から、先行きは不透明な状況で推移いたしました。 物流業界におきましては、国内貨物の輸送需要は堅調であり、運賃適正化が進み増収傾向にあるものの、人手不 足の深刻化によるドライバー確保のための人件費の増加や、委託費の高騰、不安定な燃料価格など、依然として、 厳しい経営環境となりました。 このような状況のなか、当社グループは、現中期経営計画の基本方針「安心と信頼のこぐま品質を提供する人材 力・輸送サービス基盤を強化し、成長の礎とする」を中心とした各施策を推進し、積極的な営業活動と効率経営に 努めました。 貨物運送関連では、混載事業を中心に、グループ全社で取扱量の確保に努めるとともに、適正運賃改定交渉に継 続して取り組み、前年同期並みの収入を確保いたしました。具体的な施策として、営業面では、東京営業部を中心 として、グループ全体のリソースを活用した提案による新規荷主獲得を進め、既存荷主に対しては、運送約款改正 に合わせ、輸送コストに応じた適正な運賃への改定と作業条件改善による集配業務の効率化を目指し交渉を行い、 利益を追及した営業活動を行いました。また、営業支援システム(SFA)を活用し、営業情報の迅速な集約化、共有化 を図りました。業務面では、日本通運株式会社との連携を一層強化し、経営資源の有効活用及び業務効率化を引き 続き図りました。また、輸送を外部委託からグループ内に取り込むことで運送委託費の増加を抑えることに努めま した。 流通倉庫関連では、6月に営業推進部を新設するなど、収入確保に向けた積極的な営業活動に注力したことによ り、飲料メーカー及び日用品メーカーなど主要顧客の売上が堅調に推移し前期を上回りました。 以上の結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高は前年同期比0.2%増の28,912百 万円となったものの、人件費と償却費の増加により、営業利益は前年同期比11.2%減の1,276百万円、経常利益は前 年同期比10.5%減の1,337百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益については、10.6%減の867百万円となりま した。 なお、当第1四半期連結会計期間より、当社グループの事業セグメントを単一セグメントに変更したため、セグ メント別の記載を省略しております。

(略)

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